ネガティブな転職理由では転職できない?ネガティブな転職理由の人が最初の一歩を踏み出すための方法

管理人ミチオ
「転職はしたいけど、自分の転職理由は職場の人間関係。ネガティブな転職理由じゃ、転職できないし、できてもうまくいかない」

このように、自分のネガティブな転職理由によって、転職ができないと考えている人はいないでしょうか?

この記事では、ネガティブな転職理由から転職ができないと考えている人に向けて、最初の一歩を踏み出すための方法を紹介しています。

今の仕事の現状を何とか変えたいと思っている人は、ぜひ参考にして下さい。

目次

ネガティブな転職理由では本当に転職できない?

キャリアアップや自分のやりたい事をやるための転職など、ポシティブな転職理由の場合は自信を持って転職することもできます。

しかし、自分の転職理由が職場の人間関係などネガティブな理由の場合は、うまく転職できないと考える人も多くいます。

しかし、ネガティブな転職理由では、本当に転職できないのでしょうか?

下のデータは、転職活動を行った人へ、退職するきっかけになった「転職理由」を聞いたものになります。

「DODA 転職理由ランキング< 2017年4月~9月>」より

何か自分の希望を叶えるためなど、どちらかというとポジティブな転職理由はTOP10の中で6つ(6割)を占め、残りの4つ(4割)が現状の不満など、ネガティブな転職理由となっています。

また、下のデータは実際に転職をした人へ転職理由を聞いたアンケートになりますが、約6割の人がポジティブな気持ちから転職をしているものの、4割の人はネガティブな気持ちから転職をしていることが分かり、上のデータの割合とも一致します。

「リクルートエージェントHP」より

これらのデータから、ネガティブな理由で転職しようとしている人はあなただけではなく、実際に多くの人がネガティブな理由で転職活動を始めていることが分かります。

また、ネガティブな転職理由で転職活動を始めた人も、4割の人が実際に転職できていることも分かります。

このように、一般的にポジティブな転職理由でなければ成功しないと思われている転職ですが、転職理由がポジティブなものかネガティブなものかで転職結果に影響はあるものの、どちらの転職理由でも転職できることが分かります。

転職できない原因は転職理由ではなく、変化を恐れる気持ち

ネガティブな転職理由でも実際に転職できることが分かりましたが、なぜネガティブな転職理由では転職できないと思ってしまうのでしょうか?

先ほどのデータを見てもらっても分かるように、ポジティブな転職理由と、ネガティブな転職理由の間に、はっきりとした区別ができるでしょうか?

例えば、第3位にランクインされていた「給与に不満がある」という転職理由も、現在の自分の働きに対して支払われる給与が少ないと感じていることから、生まれてくる不満になります。

このような不満を感じている人の中には、仕事をバリバリとやって給与が上がるような、評価制度の整った会社へ転職をすることで、仕事がうまくいくケースもあります。

このように、今の会社に対する不満のようなネガティブな転職理由も、ポジティブな転職理由と表裏一体となっているため、マイナスからプラスに変えることもできます。

しかし、ネガティブな転職理由から転職できないと感じている人の中には、自分の転職理由をマイナスからプラスに変えることができると分かっても、実際に行動に移すことができない人もいます。

それはなぜでしょうか?

その大きな原因になっているのが「現状を変えたくない気持ち」になります。

多くの人が本能的に環境の変化を望まず、明日何が起こるのかある程度分かる危険や変化の少ない生活を無意識に望んでいます。

そのため、今まで働いていた環境が大きく変化することになる転職は、現状をなんとか変えたいという気持ち以上に、恐怖を感じるものになります。

仕事のやり方や職場の人間関係など、転職によって全てのことを一から築いていくことになります。

また、転職によって必ずうまくいくという保証はなく、そのリスクを犯すくらいなら、今の不満が多い職場で我慢して働くことを選択する人もいます。

このような危険を回避するために、転職理由によって自分は転職できないと無意識のうちに考えることで、転職の最初の一歩がどうしても踏み出せなくなってしまいます。

「転職」できないかもしれないけど「転職活動」はできる

本当の転職できない理由がネガティブな転職理由ではなく、本能からくる「変化を恐れる気持ち」によって転職できない人は、まずは転職活動を始めてみて下さい。

転職ではなく、「転職活動」ということが大切です。

ネガティブな転職理由が原因で転職できないと考えている人の多くが、無意識のうちに転職活動をすれば必ず転職しなければいけないと考えていますが、そんなことはありません。

求人を探し、いい求人が見つかれば履歴書を書いて応募しますが、自分が思っているような企業が見つからないこともあります。

実際に面接を受けてみて、自分が働いてみたいと思えば転職をしますが、面接を受けてみて、自分が思っていた企業ではない時には辞退をすればいいだけです。

このように、あなたは転職活動を始めたからといって、必ず転職をする必要はありません。

転職活動をした上で「転職をしない」という選択をすることも、立派な転職活動の1つです。

しかし、転職したいけどできないと悩み続けているだけで行動を起こさなければ、現実が何も変わらないことだけは間違いありません。

転職活動をした結果、転職しないことを選択する、または結果的に転職できないことになったとしても、転職活動だけは勇気を出して始めてみて下さい。

あなたがどれだけ転職活動をしても、現在働いている会社や応募先の企業など、あなたが実際に転職をしない限り何の問題もなく、何の影響もありません。

転職できないと悩み続ける今の状況を変えるために、少しでもいいので行動を起こしてみて下さい。

転職理由が原因で転職できない人が転職を成功させるための方法

実際に転職するかどうかは別にして、転職活動をすること自体は何の問題もないことが分かりました。

また、冒頭で見てもらったデータを考えても、あなたがネガティブな転職理由によって転職活動が始められない理由はもうどこにもありません。

しかし、今までネガティブな転職理由から転職できないと感じていた人の中には、いきなり意識を変えることが難しい人もいます。

そのような人は、自分だけではない、第三者の意見を聞きながら転職活動を進めてみて下さい。

第三者の意見を聞きながら転職活動を進めることで、客観的に自分のことを見られるだけでなく、自分が転職できないと思っていたネガティブな転職理由から、自分では気づかないポジティブな転職理由を見つけられることもあります。

意見を聞く第三者には、自分に近い家族や友人では客観性に欠けることがあるため、転職の専門家である転職エージェントから意見を聞きながら、転職活動を進めることをおすすめします。

転職エージェントは、あなたに代わって求人探しをしてくれる転職サポートで、転職エージェントを利用するメリットとデメリットには、大きく分けると次のようなものがあります。

転職エージェントを利用することで、転職の専門家であるキャリアアドバイザーから第三者としての客観的な意見を聞くことができます。

また、1人ではなく、転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を進めていけるため、求人探しや応募書類の添削のような転職活動の実務のサポートはもちろん、転職活動を続けていくモチベーションも維持しやすくなります。

そして、転職エージェントを利用する大きなメリットに、1人で転職活動をする時には知ることが難しかった転職先の「人間関係」「職場の雰囲気」のような転職先の生の情報も、転職エージェントを通して知ることができます。

そのため、転職エージェントを利用することで転職前後のギャップが小さくなり、変化を恐れる気持ちから行動できなかった人も、転職で失敗するリスクを最小限にしながら転職をすることができます。

このように、転職エージェントを利用すれば転職活動の全てがうまくいくように思えますが、デメリットにも書いたように、転職エージェントでは利用する転職エージェント転職サポートをしてくれる担当者によって、転職結果に大きな違いが生じることになります。

担当者に関しては転職者との相性もあり、実際に面談を通して転職サポートを受けるまでは分からない部分も現実問題としてあります。

しかし、利用する転職エージェントを間違えた場合、無理に求人を押し付けられてしまうなど、転職サポートどころか転職の大きな妨げになる可能性もあります。

転職エージェントの人材紹介業は、転職を成立させることによって初めて、企業側から紹介料を受け取ることができる「成功報酬型」のビジネスとなっています。

そのため、転職エージェントは企業からもらう紹介料を元に運営されることになるため、転職者は全てのサービスを無料で受けられる仕組みになっています。

しかし、この企業から支払われる紹介料は、一般的に転職者の年収の30%前後と言われており、転職の成立件数を増やし、転職者の年収が高ければ高いほど、受け取る紹介料も多くなります。

そのため、転職エージェントの中には転職者の希望を十分に聞かず、無理に転職をさせようとするようなブラック転職エージェントも存在しているため、注意しながら利用する必要があります。

しかし、そのブラック転職エージェントはブラック企業と同じく、実際に利用しなければ分からないことも多いため、名前をあまり聞いたことがない転職エージェントではなく、利用実績のある大手転職エージェントの中から選ぶことをおすすめします。

このように、転職エージェントを利用する時には「転職エージェント選び」が重要な鍵になりますが、一口に転職エージェントと言っても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国に約18,000事業所の転職エージェントがあります。

そのため、利用する転職エージェントによって紹介してもらえる求人内容求人数はもちろん、受けられる転職サポートの内容や質も大きく変わることになります。

私も14回の転職を通して様々な転職エージェントを利用しましたが、利用する転職エージェントによって、自分が希望している転職条件が同じにも関わらず、紹介してもらえる求人が全く異なる時にはともて驚きました。

様々な転職エージェントがある中で、私が実際に利用しておすすめする転職エージェントはリクルートエージェントになります。

他の転職エージェントに比べてリクルートエージェントが良かった点は、次の3点になります。

  1. 求人数の多さ
  2. 担当者の変更が柔軟
  3. 面接対策に強い

1.求人数の多さ

リクルートエージェントは、他の大手転職エージェントに比べて、紹介してもらえる求人数が圧倒的に多くなっています。

※2018.1.13時点

上のグラフは大手転職エージェントの求人数を比較したものになりますが、リクルートエージェントの求人数が圧倒的に多いことが分かります。

このように、多くの求人の中から紹介してもらうことで、自分に合った求人に出会える確率を高めることができます。

また、グラフの求人内容を見てみると、非公開求人が求人全体の約80%を占めています。

この非公開求人はその名の通り、一般の転職サイトには公開されていない非公開の求人となります。

企業が求人を非公開にする主な理由には、次のようなものがあります。

  • 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
  • 会社の事業戦略に関わるようなピンポイントの人材が欲しい場合
  • 大量の応募者による採用手続きの手間を避けたい場合
  • 採用活動を知られたくない場合

このように、企業が非公開で求人を募集することにより、ピンポイントの人材募集や採用活動の効率化ができるなど、企業側には様々なメリットがあります。

そのため、非公開求人は求人数も多く条件のいい求人も数多く存在します。

さらに、非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人となります。

2.担当者の変更が柔軟

リクルートエージェントは合計すると2回利用しましたが、最初に利用した時の担当者(O.Hさん)は転職者目線で、本当に細かい点まで転職サポートしてくれました。

なぜ転職するのかといった転職動機の確認に始まり、今度の転職で実現したいことの確認から、面接対策・応募書類対策といった具体的なアドバイスなど、一緒に転職活動を進めている感覚を持ちながら、転職サポートをしてもらうことができました。

しかし、2回目に利用した時の担当者(K.Kさん)は、全ての対応が事務的な方でした。

担当者のK.Kさんは、転職者であるこちらの転職希望も十分に聞かず「ただ求人を紹介するだけ」という転職サポートで、淡々と求人を紹介されるだけでした。

正直、自分1人で仕事を探した方がマシだと感じることもありました。

私はリクルートエージェントを2回しか利用していませんが、担当者の当たりはずれがある転職エージェントであることを感じました。

この時、私はどうしても担当者のK.Kさんと合わなかったので、担当者を変更してもらうようにお願いしました。

すると、お願いした翌日には対応してくれて、すぐに担当者を変更してもらうことができました。

このように、リクルートエージェントには担当者の当たり外れはありますが、これに関してはどの転職エージェントにもある問題となります。

担当者が合わなかった点は不満に感じた点ですが、担当者が合わなかった時に、すぐに担当者を変更してくれる柔軟な対応は、リクルートエージェントを利用して良かった点です。

管理人ミチオ
担当者を変更してもらうことは少し気まずいですが、リクルートエージェントはメール連絡担当者を変更してもらうことができます。

先ほども紹介したように、転職エージェントを利用する時には担当者との相性はとても大切で、転職活動の成否にも大きく影響します。

どうしても担当者と合わない時は、遠慮せずに変更してもらうようにしましょう。

リクルートエージェントの担当者変更は、こちらからできます → 問い合わせ

※担当者の変更をお願いする時は、ただ変更をお願いするだけでなく、今まで転職サポートをしてもらったお礼もしっかりと伝えるようにしましょう。

私は「別の担当者の視点でも求人を探したい」という理由で、担当者変更のお願いをしました。

3.面接対策が強い

リクルートエージェントを利用して良かった3点目は「面接対策の強さ」です。

リクルートエージェントの主な面接対策には「キャリアアドバイザーとの模擬面接」「セミナー」の2つがあります。

模擬面接では、面接本番の雰囲気の中でシミュレーションをすることができ、担当者から具体的なアドバイスをもらうこともできます。

リクルートエージェントの模擬面接はおすすめ?利用者の体験談を紹介します!

また、面接対策のセミナーとして、都内では毎日開催されている「面接力向上セミナー」があります。

面接力向上セミナーは、セミナーを受講した人の面接通過率が35%UPし、受講者の99%がセミナーの内容を「大変満足」「満足」と回答している、セミナーの受講効果と満足度が高いセミナーとなっています。

※「リクルートエージェント 公式HP」より

セミナー内容が、面接をする意味から面接本番の具体的な行動まで「面接をトータルに考えるセミナー」となっているため、面接前の準備から面接本番で注意するべきことが具体的に分かるだけでなく、面接に臨む意識そのものを変えることができるセミナーとなっています。

もう面接は怖くない!?リクルートエージェントの面接力向上セミナーに行ってきました!

このように、リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーによる模擬面接やセミナー受講を通して、面接対策に取り組むことができます。

リクルートエージェントを利用する時の主な流れは、次のようになります。

「リクルートエージェント HP」より

リクルートエージェントを利用するためには、まず申し込み(無料登録)をする必要がありますが、登録はほとんどが選択方式となるため、5分ほどあれば多くの方が登録を終えることができます。

この5分間の手間をかけるだけで、16万件以上のライバルの少ない求人を紹介してもらえるようになり、面接対策も強化することができます。

登録時に入力する項目と手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。

入力項目は同じですが、スマートフォン用のスライドも作成しましたので、参考にして下さい。

パソコン用

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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。

スマートフォン用

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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。

全ての項目を入力すれば、登録完了となります。

登録後は担当者から連絡がありますので、面談日を決めた後は「面談」「求人紹介」と転職サポートが進んでいきます。

転職エージェントを利用することで、自分とは違った転職の専門家の視点で求人を探すことができるため、自分に合った求人に出会える可能性を高めることができます。

しかし、どんなにいい転職エージェントを利用しても、転職するのはあなた自身です。

今やっている目の前の仕事だけではなく、「1年後や3年後にどのような自分になっていたいのか」という、未来の自分の姿を想像しながら、自分が今やるべきことを考えてみて下さい。

あなたが転職エージェントをうまく利用しながら転職活動を進めていき、今の状況から少しでも前進できることを願っています。

公式サイト:リクルートエージェントを利用する(無料登録)

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