短期間での退職は転職癖がつく?転職癖のついた人が転職成功する方法

管理人ミチオ
「今すぐ転職したいけど、まだ転職して半年しか経ってない。でも、このまま今の会社で働き続けるのは辛いし。自分はもう転職癖がついてしまったのかもしれない、、、」

このように、短期間で転職を繰り返してしまう「転職癖」がついたことに悩んでいる人はいないでしょうか?

この記事では、転職癖のついた人が、転職癖と上手く付き合いながら転職成功する方法を紹介しています。

転職癖が直らず、このまま転職を繰り返しそうな自分に不安を感じている人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。

目次

転職癖の「癖」って何?

「転職を繰り返すと転職癖がつく」

良く聞かれる言葉ですが、そもそも「癖」にはどのような意味があるのでしょうか?

「癖」の意味を辞書で調べてみると、次のような説明があります。

  • 「癖」

ある人が無意識的にしばしば行うちょっとした動作。 「話しながらあごをなでる-がある」 「 -が悪い」

「三省堂 大辞林」より

この「癖」の説明から、転職癖は何か会社で問題があった時に、無意識的にすぐ転職をしてしまうような人を指すことになります。

転職癖って悪い事?

転職癖の意味について見てきましたが、癖にはもう1つの意味があります。

  • 「癖」

普通とは異なった特徴。 「 -のある字」 「 -のある髪の毛」

「三省堂 大辞林」より

みんなと同じ(普通)でいることが尊ばれる日本では、癖にはどこか良くないイメージがあり「癖=直すべきもの」と考えられる傾向があります。

そのため、転職癖のついた人は何とか転職癖を直そうとしますが、そもそも転職癖は直さなければいけない「悪い癖」なのでしょうか?

下のグラフは、年代別の転職回数を表したものになりますが、20代で多数派だった転職未経験者が30代では約半数が転職経験となり、40代では転職経験者が多数派に入れ替わります。

「リクナビネクスト 転職回数の平均は?年代別の平均転職回数と採用実態」より

また2回以上の複数回の転職経験者も、20代の24%から年代を経るごとに増えていき、40代では40%以上の人が2回以上の転職を経験をしています。

このように、現在では転職自体が珍しいものではなくなり、多くの人が複数回の転職を経験していることが分かります。

今の仕事が辛く、短期間で転職を繰り返してしまう転職癖がついた人は、必要以上に自分を責める必要はありません。

転職すること・転職回数が多いこと=悪いことではない

転職癖のついた人は、まずこのことを頭に入れておいて下さい。

転職癖のついた人が転職前に考えるべき事

転職をすることや転職回数の多いことが珍しいことでもなければ、悪いことでもないことを見てきました。

そのため、転職癖のついた人も転職を繰り返す自分を責める必要は全くありませんが、周囲からは次のような言葉をよく聞きます。

短期間で転職を繰り返すと何も身につかないよ。石の上にも3年。最低3年は働かないと

本当によく聞く言葉ですが、これは本当なのでしょうか?

1つの仕事に取り組み続けることで見えてくるものや学ぶことは、間違いなくあります。

しかし、1度入社すれば定年まで働ける終身雇用制は以前ほど機能しておらず、先ほど見たように、転職を繰り返しながら自分のキャリアを築いていく働き方が「普通とは異なった特徴=癖」ではなくなっています。

そのため、転職癖がついた人は考え方を少し変え、転職癖は無理に直すのではなく、転職癖と上手く付き合っていく方法を考えてみて下さい。

 

先ほども確認したように、転職することや転職回数が多いことが問題ではありません。

なんのために転職するのか転職目的を持たずに転職することが一番の問題です。

  • なんとなく今の職場が嫌だから転職する
  • 転職して今の嫌な職場を離れたら、全てが上手くいく

このように、転職目的を持たずに転職することは、転職回数が多いこと以上に大きな問題になります。

私は14回の転職を繰り返してきましたが、転職回数から見ると間違いなく転職癖が付いていた人です。

事実、20代の頃にした転職は、職場で何か嫌なことがあった時など、半ば勢いで転職していた事もあり、実際に転職癖がついていたのだと思います。

しかし、30代になってからも複数回転職しましたが、30代の転職は自分のやりたいことがはっきりして、転職する時はいつも転職目的を持ちながら転職をしていました。

そのため、30代でした転職は、短期間でした転職も含めて、全ての転職をして良かったと断言することができます。

そのため、転職癖がついた人で、今の会社で働き続けることが辛くもう一度転職を考えている人は、次の4つの質問についてまずは考えるようにして下さい。

転職前に考える4つの質問
  1. 今の会社を辞めたい理由は何ですか?
  2. 今の会社で働き続けることで、その問題は解決できませんか?
  3. 今度の転職であなたが実現したいことは何ですか?
  4. 転職後に同じ問題に出会った場合、あなたはどう対応しますか?

4つの質問について考えてから転職することで、自然と転職目的がはっきりすることになるため、たとえ次の転職に失敗しても転職したことが無駄になることはありません。

この4つの質問についてを考える時は曖昧に考えるのではなく、1つ1つを具体的に考えていくことが大切になります。

例えば、1つ目の「今の会社を辞めたい理由」ですが、職場の人間関係が嫌で転職したい人は、ただ人間関係が嫌だと考えるのではなく、自分が職場の人間関係で感じていたことを具体的に1つ1つ振り返ることで、他の3つの質問の答えも自然と出てくるようになります。

  • 職場のどんな人間関係が嫌なのか?
  • どういう人が自分にとって嫌な人なのか?
  • どんなシチュエーションの時に、職場の人間関係を嫌だと感じるのか?
  • どのような時に人間関係をあまり苦痛に感じないのか?

この4つの質問を考える時は、紙に書き出しながらやることで頭の中も整理できるため、メモ用紙か何かに書きながらやることをおすすめします。

これをやることで、今の自分が転職したいと感じていた問題がはっきりすることで、転職する必要がないことがないことが分かり、転職を止める人もいます。

その時は、今の職場で働き続ければいいだけで、また同じように転職したい気持ちが出てきた時は、4つの質問についてもう一度考える。

このこと繰り返すだけで、転職癖と上手く付き合うことができるだけでなく、転職癖が直ることもあります。

いずれにしもて、転職癖は無理に直す必要はなく、短期間で転職を繰り返そうとしている人は、4つの質問について考えた上で、転職するかどうかの判断をして下さい。

転職癖と上手く付き合いながら転職成功する方法

転職癖のついた人は、転職する前に4つの質問について考えることで転職目的をはっきりさせることができ、自分が納得のいく転職にすることができます。

転職癖のついた人の多くは次の転職を最後にしたいと考え、次の転職先では腰を据えて長く働きたいと考えています。

しかし、転職活動で自分がいいと思う求人に出会えても、自分が希望していたような転職に必ずなるわけではありません。

自分がいいと思って入った会社の人間関係が最悪で、毎月30時間のサービス残業をするような「ブラック企業」に転職してしまう可能性もあります。

あなたの目的は転職することではなく、転職後に自分が気持ちよく働けることです。

いくら転職できても、ブラック企業のような会社で苦しみながら働くことになれば、何のための転職だったのか分かりませんが、現実は4人に1人が転職したことを後悔しています。

「転職会議report」より

転職を後悔する理由には様々なものがありますが、どの理由も突き詰めていくと「転職前後のギャップ」が転職を後悔したことに繋がっています。

「DODA 転職して良かったこと・後悔したことTOP10」より作成

このような転職の後悔や失敗のリスクを最小限にするためにも、転職エージェントを利用した転職活動を進めてみて下さい。

 

転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。

転職エージェントを利用するメリットとデメリットには、大きく分けると次のようなものがあります。

転職エージェントのメリット・デメリット
メリット
  • 転職希望を伝えた求人を探してくれる
  • 給与交渉をしてくれる
  • 履歴書、職務経歴書の添削をしてくれる
  • 企業別の面接対策をしてくれる(過去の面接で聞かれた質問内容やその答え方等)
  • 転職前に転職先の生の情報を知ることができる(職場の雰囲気、人間関係、上司の情報等)
  • 全てのサービスを無料で利用できる
デメリット
  • 自分に合わない転職エージェントを選ぶと足手まといになる
  • 担当者によってサービスにばらつきがある

転職エージェントを利用することで、あなたが日中仕事をしている間に、転職エージェントが希望条件に合った求人を探してくれます。

そのため、あなたが疲れて家に帰り、求人探しができなかった時や、休日にまとめてやろうと思っていた応募書類の作成ができない場合でも、転職エージェントによって自動的に転職活動が進んでいくことになります。

また、1人で転職活動をする時には知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先の生の情報を、転職エージェントを通して転職前に知ることができます。

そのため、転職エージェントを利用することで、転職前後のギャップが小さくなり、転職の失敗を防ぐことができます。

 

しかし、一口に転職エージェントと言っても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国には約18,000もの転職エージェントがあります。

そのため、全く同じ求人を紹介された場合でも、ある転職エージェントでは人事部長から始まる面接も、別の転職エージェントではいきなり社長面接から始められるなど、利用する転職エージェントによって受けられる転職サポートの内容や質も大きく異なります。

様々な転職エージェントがある中、私が14回の転職で実際に利用しておすすめする転職エージェントはリクルートエージェントになります。

他の転職エージェントに比べてリクルートエージェントが良かった点は、次の3点になります。

  1. 求人数・転職成功実績の多さ
  2. 担当者の変更が柔軟
  3. 面接対策に強い

1.求人数・転職成功実績の多さ

リクルートエージェントは、他の大手転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多くなっています。

下のグラフは大手転職エージェントの求人数を比較したものになりますが、リクルートエージェントの求人数が圧倒的に多くなっています。

※2018.6.13時点

多くの求人の中から紹介してもらうことで、自分が希望する求人に出会える確率が高まり、転職成功の可能性も高くなります。

その証拠として、リクルートエージェントは現在までに40万人以上の転職者を転職成功に導いています。

「リクルートエージェントHP」より

また、求人数比較のグラフ内容を見ると、非公開求人が求人全体の約80%を占めています。

この非公開求人はその名の通り、一般の転職サイトには公開されていない非公開の求人となります。

企業が求人を非公開にする主な理由には、次のようなものがあります。

  • 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
  • 会社の事業戦略に関わるようなピンポイントの人材が欲しい場合
  • 大量の応募者による採用手続きの手間を避けたい場合
  • 採用活動を知られたくない場合

このように、非公開で求人を募集することにより、ピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など、企業側には様々なメリットがあります。

そのため、非公開求人は求人数も多く条件のいい求人も数多く存在します。

さらに、非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人の中から、自分に合った求人を紹介してもうらことができます。

2.担当者の変更が柔軟

リクルートエージェントは合計すると2回利用しましたが、最初に利用した時の担当者(O.Hさん)は転職者目線で、本当に細かい点まで転職サポートしてくれました。

なぜ転職するのかといった転職動機の確認に始まり、今度の転職で実現したいことの確認から、面接対策・応募書類対策といった具体的なアドバイスまで、一緒に転職活動を進めている感覚を持ちながら、転職サポートをしてもらうことができました。

しかし、2回目に利用した時の担当者(K.Kさん)は、全ての対応が事務的な方でした。

担当者のK.Kさんは、転職者であるこちらの転職希望も十分に聞かず「ただ求人を紹介するだけ」という転職サポートで、淡々と求人を紹介されるだけでした。

正直、自分1人で仕事を探した方がマシだと感じることもありました。

この時、私はどうしても担当者のK.Kさんと合わなかったので、担当者を変更してもらうようにお願いしました。

すると、お願いした翌日には対応してくれて、すぐに担当者を変更してもらうことができました。

担当者が合わなかった点は不満に感じた点ですが、担当者が合わなかった時に、すぐに担当者を変更してくれる柔軟な対応は、リクルートエージェントを利用して良かった点です。

担当者を変更してもらうことは少し気まずいですが、リクルートエージェントはメール連絡担当者を変更してもらうことができます。

転職エージェントを利用する時には担当者との相性はとても大切で、転職活動の成否にも大きく影響します。

担当者と合わない時は、遠慮せずに変更してもらうようにしましょう。

リクルートエージェントの担当者変更は、こちらからできます → 問い合わせ

管理人ミチオ
担当者の変更をお願いする時は、ただ変更をお願いするだけでなく、今まで転職サポートをしてもらったお礼もしっかりと伝えるようにしましょう。私は「別の担当者の視点でも求人を探したい」という理由で、担当者変更のお願いをしました。

3.面接対策に強い

リクルートエージェントを利用して良かった3点目は「面接対策の強さ」です。

リクルートエージェントではキャリアアドバイザーによる模擬面接も行なっていますが、都内で毎日開催されている「面接力向上セミナー」がとても有効な面接対策になりました。

面接力向上セミナーは、セミナーを受講した人の面接通過率が35%UPし、受講者の99%がセミナーの内容を「大変満足」「満足」と回答している、セミナーの受講効果と満足度が高いセミナーとなっています。

※「リクルートエージェント 公式HP」より

セミナー内容が面接をする意味から面接本番の具体的な行動まで、面接をトータルに考えるセミナーとなっていました。

セミナーを受講することで、面接前の準備から面接本番で注意すべきことが具体的に分かるだけでなく、面接に臨む意識そのものを変えることができました。

もう面接は怖くない!?リクルートエージェントの面接力向上セミナーに行ってきました!

このように、リクルートエージェントでは、模擬面接やセミナー受講を通して、面接対策に取り組むことができます。

  1. 求人数・転職成功実績の多さ
  2. 担当者の変更が柔軟
  3. 面接対策に強い

これら3つのポイントによって「自分が納得できる転職」ができるため、リクルートエージェントがオススメの転職エージェントになります。

 

リクルートエージェントを利用する時の主な流れは、次のようになります。

「リクルートエージェント HP」より

リクルートエージェントを利用するためには、まず無料登録をする必要がありますが、登録はほとんどが選択方式となるため、5分ほどあれば多くの方が登録を終えることができます。

この5分間の手間をかけるだけで、16万件以上のライバルの少ない求人の中から自分に合った求人を紹介してもらえるようになり、面接対策も強化することができます。

登録時に入力する項目と手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。

入力項目は同じですが、スマートフォン用のスライドも作成しましたので、参考にして下さい。

パソコン用

[metaslider id=”6075″]

※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。

スマートフォン用

[metaslider id=”8525″]

※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。

全ての項目を入力すれば、登録完了となります。

登録後は担当者から連絡がありますので、面談日を決めた後は「面談」「求人紹介」と転職サポートが進んでいきます。

※転職エージェントを利用したからといって、必ず転職をする必要はありません。

あなたが納得できる求人を紹介してもらった時のみ「応募」「面接」と進めば問題ありません。

まとめ

転職癖のついた人が、転職癖と上手く付き合いながら転職成功する方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

一般的には悪い事と思われている転職癖ですが、無理に直すのではなく、上手く付き合っていくことで、自分の転職目的をよりはっきりと知るきっかけにすることもできます。

また、転職エージェントを利用することで、転職前に転職先企業の内側を知ることができるため、転職の後悔や失敗を防ぐことができます。

しかし、どんなにいい転職エージェントを利用しても、転職するのはあなた自身です。

「1年後や3年後にどのような自分になっていたいのか」という、未来の自分の姿を想像しながら、自分が今やるべきことを考えてみて下さい。

転職エージェントをうまく利用しながら、あなたが自分らしく働ける仕事に出会えることを願っています。

公式サイト:リクルートエージェントを利用する(無料)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次