仕事を忘れるのは自分だけ?仕事を覚えられない人が転職前にやるべき4つの事

管理人ミチオ

  • 「やるべき仕事を忘れて上司に怒られた」
  • 「何度やっても仕事を覚えられない。今の仕事は自分に向いていないかも…」

このように、思うように仕事を覚えられないことから転職を考えている人はいないでしょうか?

この記事では、仕事を覚えられない人に向けて仕事を忘れる原因からスムーズに仕事を覚えるための方法について紹介しています。

思うように仕事を覚えられずに悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。

目次

仕事を覚えられないのは自分だけ?

管理人ミチオ

この記事を見て頂いている人の多くは仕事を覚えられないことに悩んでいる人だと思いますが、そもそも仕事を覚えられないことに悩んでいるのはあなただけなのでしょうか?

このように少しTwitterをチェックするだけで、仕事を覚えられないことで様々な悩みを抱えている人のツイートをたくさん見つけることができます。

管理人ミチオ
私も人が1〜2回やれば覚えられる仕事を5〜6回やって覚えられるタイプなので、これらのツイートを見ているとかなり親近感を覚えるというか、胸が苦しくなる思いがします…

仕事が思うように覚えられずに苦しい思いをしている人もいると思いますが、まずは「仕事を覚えられずに苦しんでいるのは自分だけではない」ということを、頭の片隅にでもいいので入れておいて下さい。

仕事を覚えられない原因とは?

管理人ミチオ
仕事を覚えられずに苦しんでいるのが自分だけではないことが分かりましたが、仕事を覚えられない原因には何があるのでしょうか?

初めて経験する仕事

初めて経験する仕事に取り組む時は、すぐに仕事を覚えられないことがあります。

一度経験すればすぐに仕事を覚えられる人もいますが、多くの人が何度も繰り返す中で仕事を覚えていきます。

記憶だけで仕事を覚えている

仕事をしていれば、日々やるべき新しい仕事が出てきます。

人間の記憶は時間の経過とともに薄れていくもので、ドイツの心理学者”ヘルマン・エビングハウス”によって提唱された「忘却曲線」によると、人間の記憶は1日経過すると74%もの記憶が失われるとされています。

そのため、メモやスケジュール帳など自分の記憶以外に記録しておくことで仕事を忘れることを防ぐことができますが、自分の記憶だけで仕事を覚えていることで、昔に覚えた仕事のやり方ややるべき仕事を忘れてしまうことがあります。

加齢により忘れる

人間の記憶力は20代をピークに、加齢とともに減退すると言われています。

記憶の三段階とよばれる

  1. 記銘(情報を学習し覚える)
  2. 保持(情報を記憶として蓄える)
  3. 再生(情報を思い出す)

の中にある再生機能が加齢とともに低下することで、仕事を忘れてしまうことがあります。

やるべき仕事が多すぎる

やるべき仕事が少ない時には仕事の管理もシンプルな状態となり、仕事を忘れることもほとんどありません。

しかし、やるべき仕事が多くなることで仕事の管理が難しくなり、締め切りによるプレッシャーなどから仕事を忘れてしまうミスや仕事を覚える余裕がなくなってしまうことがあります。

仕事を覚えられないことで起きる問題

管理人ミチオ
仕事を覚えられない原因には仕事内容や仕事の多さが影響していることを見てきましたが、仕事を覚えられないことでどのような問題があるのでしょうか?

職場での信用を失う

仕事を覚えられないことで、職場での信用を失うことがあります。

社内での信用はもちろん、忘れた仕事内容によっては社外での信用も失うことになり、会社の信用問題に関わることもあります。

仕事を忘れることで職場内外での信用を失い、仕事への取り組み方を問われることがあります。

重要な仕事を任されなくなる

仕事を覚えられないことで職場での信用を失い、重要な仕事を任されなくなることがあります。

仕事を任せた相手が仕事を覚えていない時や忘れていた場合、もう一度同じ人に仕事を頼む時は躊躇することになります。

前に仕事を頼んだ時は忘れられて大変な思いをしたし。今度は違う人に頼もうかな…

やるべき仕事を忘れた時や覚えられないことで重要な仕事に関わる機会を失い、スキルアップする機会も失うことになります。

仕事を覚えられない人が転職前にやるべき4つの事

管理人ミチオ
仕事を忘れることで社内外の信用を失うだけでなく、自分自身のスキルアップのチャンスも失うことを見てきましたが、仕事を覚えられない人は今の仕事を転職する前に次の4つのことを試してみて下さい。

仕事を覚える4つのポイント

  1. とにかくメモをする
  2. スマホを活用する
  3. 仕事の優先順位をつける
  4. 職場の先輩・上司に質問する

1.とにかくメモをする

昔からよく言われることですが、メモをすることで仕事を忘れることを防ぐことができます。

先ほども紹介したように、人間の記憶には限界があります。

やっている時には覚えている仕事も時間の経過とともに忘れてしまう可能性が高くなるため、やるべき仕事ができた時はとにかくメモをし、自分の記憶以外に記録することが大切になります。

メモの書き方には人それぞれやり方がありますが、次のポイントを意識することでより効率的に仕事を覚えることができます。

メモのポイント

  • 要点をまとめて書く(箇条書き)
  • 日時、場所を書いておく
  • メモを読み返す時間を設ける
  • いつもメモ帳を持ち歩く
  • いつも決まったメモ帳を使う

メモをすることで自然と要点をまとめる癖がつくようになり、メモをしている姿は相手にも安心感を与える効果もあるため、職場の先輩や上司の前でメモを取ることは自分が仕事を忘れない以外にも大きな効果があります。

メモは紙とペンがあれば簡単にできる作業ですが、作業の簡単さ以上に大きな効果があるため、仕事を覚えられない人は今日からでも早速やってみて下さい。

2.スマホを活用する

現在、多くの人がスマホを利用していますが、手書きのメモに加えてスマホのメモ機能やto do list、カレンダー機能を利用することでより効率的に仕事を覚えることができます。

特にスマホのメモは紙のメモに比べて簡単に修正することができ、アラーム機能などを利用すればスケジュール忘れを防ぐこともできます。

管理人ミチオ
スマホのメモ機能も利用しますが、アナログ人間の私は自分の手で書くことが好きで、未だに手書きのメモも利用しています。「手書き」「スマホ」とそれぞれメリットがあるので、自分がメモに求めることや使いやすさを考えながら、自分に合ったメモを利用してみて下さい。

3.仕事の優先順位をつける

紙やスマホを利用しながらメモをすることも大切ですが、メモしたことを実行しなければ何の意味もありません。

管理人ミチオ
私は上司に頼まれた仕事を忘れたことがあり、それ以来メモをこまめに取るようになりましたが「メモを取るだけじゃ意味ないからな。やらなければそのメモもただの紙クズだぞ」と言われたことがあります。その通りだと思います…

メモしたこと実行する時にはただ闇雲にやっていくだけではなく、優先順位を考えて取り組むことが大切になります。

優先順位をつける時に悩む人もいますが、先ほどメモのポイントで紹介したように、メモを書く時に日時を書いておくことで締め切りなどから仕事の優先順位もつけやすくなります。

優先順位を決めた後は自分がやるべき仕事も明確になるため、仕事を忘れることや仕事を覚えられない問題も解決することができます。

4.職場の先輩・上司に質問する

メモの工夫や仕事の優先順位付けなど、自分の中で問題が解決する人は問題ありませんが、どうしても自分だけでは解決できない問題にぶつかる時もあります。

そのような時は遠慮せずに職場の先輩に質問するようにして下さい。

会社でやる多くの仕事が既に先輩や上司が取り組んでいる仕事になります。

そのため、職場の先輩や上司に相談すれば仕事のやり方やポイントを教えてもらうことがでできるため、効率的に仕事を覚えることができます。

忙しい先輩や上司へ相談することに申し訳なさを感じ、質問することを遠慮してしまう人もいますが、質問することは仕事をより良いものにするための行動なので遠慮をする必要はありません。

管理人ミチオ
ただし、分からないことを全て質問するのではなく「自分は□□□□と考えたが、〇〇〇〇の点がどうしても分からない」と言えるよう、事前に自分で考えておくことが大切です。常に自分で考えてから質問することで自分で考える力もつき、質問される側もあなたに教えることで仕事についてより深く学べるようになります。

どうしても仕事を覚えられない人の対処法

管理人ミチオ
これまで仕事を覚えられない原因や仕事を覚えるための方法を紹介してきましたが、下のツイートに見られるように今の仕事にそもそも興味を持てない人は仕事を覚えることも難しくなります。

学生時代にテストのために暗記をしていたことを思い出してもらえれば分かるように、自分が興味の持てないことを覚えるのは苦痛でしかありません。

起きている時間の半分以上を過ごすことになる「仕事の時間」です。

この仕事の時間が苦痛の時間になることで、人生の多くの時間が苦痛を伴う時間となってしまいます。

完全に不満や苦痛のない仕事を見つけることは難しいですが、自分が好きなことをやっている時のことを思い出してみて下さい。

例えば、車が好きな人はカタログにマーカーを引きながら何度も復唱し、車種名や車の特徴を必死になって暗記しているでしょうか?

  • 「気づいたら自然と車種名を覚えていた」
  • 「街中で車を見ていたら、なんとなく車の特徴を覚えていた」

このような感覚で車の車種名や特徴を自然と覚えているのではないでしょうか?

人間は自分の好きなことや楽しいことをやっている時は物事を自然と覚え、大変なことも苦労とは感じないものです。

今の仕事に興味が持てず、仕事を覚えることがどうしも難しい人は今やっている仕事を一度見直してみて下さい。

自分が少しでも楽しいと感じる仕事に転職することで無理なく仕事を覚えることができ、仕事を覚えられない悩みからも解放されます。

好きなことや興味のある仕事を自分1人で探すこともできますが、客観的に自分を分析することは簡単なことではありません。

管理人ミチオ
最初は私も自分1人で好きなことや興味のある仕事を探しましたが、結局14回も転職を繰り返すことになりました…

そのため、自分で求人を探すことに加えて、客観的に第三者の意見を聞きながら求人を探せる転職エージェントの利用をおすすめします。

 

転職エージェントは転職者が自分で求人を探しながら企業と直接やり取りをする「検索型転職サイト」ではなく、希望条件に合った求人を紹介してもらえる転職サービスになります。

検索型転職サイト 転職エージェント 違い

転職エージェントを利用することで様々な転職サポートを受けられるメリットがあります。

  • 転職希望を伝えた求人を探してくれる
  • 履歴書、職務経歴書の添削をしてくれる
  • 企業別の面接対策をしてくれる(過去の面接で聞かれた質問内容やその答え方等)
  • 転職前に転職先の様々な情報を知ることができる(職場の雰囲気、人間関係、自分の上司の人柄など)
  • 全てのサービスを無料で利用できる

転職エージェントを利用することで、自分1人で転職活動をする時には難しい面接対策ができることはもちろん、応募先企業の情報を転職前に教えてもらうことができます。

また、実際に転職しなければ分からない「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先の生の情報を、転職エージェントを通して転職前に知ることができます。

そのため、転職エージェントを利用することで転職前後のギャップが小さくなることで転職の後悔や失敗を防ぐことができます。

一方、全国には約18,000もの転職エージェントがあるため、全く同じ求人を紹介された場合でも、ある転職エージェントでは人事部長から始まる面接も、別の転職エージェントではいきなり社長面接から始まるなど、利用する転職エージェントによって受けられる転職サポート内容や質にバラツキがあるといったデメリットもあります。

  • 利用する転職エージェントによってサポート内容や質にバラツキがある
  • 担当者によってサポートの質にバラツキがある(強引に求人をすすめてくる担当者も…)

どの転職エージェントを利用すればいいのか迷ってしまう人も多くいますが、私が14回の転職経験の中で実際に利用して良かった転職エージェントは次の3つになります。

おすすめ1:リクルートエージェント

リクルートエージェントLP

言わずと知れた業界最王手のリクルートが運営する転職エージェントで、私は複数回利用して毎回5件以上の求人を紹介してもらうなど、とにかく沢山の求人を紹介してもらえました。

実際に他の転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多く、紹介された求人の多くが他の転職エージェントで紹介されなかった条件の良い求人(非公開求人)でした。

リクルートエージェント 求人数比較

ただし、複数回リクルートエージェントを利用する中で担当者によってはイマイチな対応(強引に求人をすすめられた)をされたこともあるので、担当者が合わない時はすぐ変更するようにして下さい。

初めて転職エージェントを利用する人や年収アップしたい人など、転職目的や年代、職種、転職地域にかかわらず、転職を考えた全ての人におすすめできる転職エージェントです。

リクルートエージェント公式:
https://www.r-agent.com/

おすすめ2:パソナキャリア

パソナキャリア LP

リクルートエージェントでは担当者の対応に不満を感じる時がありましたが、このパソナキャリアは担当者の対応が本当に素晴らしかったです。

リクルートエージェントも含めて、他の転職エージェントでは求人紹介がメインの転職サービスという印象を受けましたが、パソナキャリアでは「そもそも転職する必要があるのか?」という話しから始まりました。

一方的に求人を勧めるのではなく、転職者にとって何が一番いいことなのかを真剣に考えてくれる担当者に相談することができました。

管理人ミチオ
担当者のO.Mさん、ありがとうございました。

私以外の利用者も「利用満足度96%」から分かるように、多くの利用者がパソナキャリアのサポートに満足しており、オリコンが実施する「転職エージェントのランキング・比較」の中にある「担当者の対応 満足度ランキング」では、他の大手転職エージェントを抑えて1位にランキングされています。


パソナキャリア利用満足度

パソナキャリア 利用者満足度96%

「パソナキャリアHP」より


担当者の対応 満足度ランキング

パソナキャリア オリコン 担当者の対応 満足度ランキング

「パソナキャリアHP」より


求人数はリクルートエージェントに比べて少ないものの、じっくり転職相談をしながら転職活動を進めたい人や丁寧な転職サポートを受けたい人には絶対おすすめの転職エージェントです。

パソナキャリア公式:
https://www.pasonacareer.jp/

おすすめ3:就職Shop

就職Shop LP

就職Shopはリクルートエージェントと同じリクルートが運営する転職エージェントで、私が20代の時にフリーターから正社員の仕事を探していた時に利用した少し特殊な転職エージェントです。

就職Shopの最大の特徴は紹介される全ての求人で書類選考が免除され、応募後はいきなり面接へ進めることになります。

就職Shop 書類選考免除

「就職Shop HP」より

就職Shopで紹介される求人は転職者の人柄や仕事への意欲を大切にしている企業が中心となり、今までの学歴や経歴で振り分けられることがありません。

また、求人は求人は担当者が実際に足を運んで取材した求人となるため、事前に職場の雰囲気や一緒に働く上司の人柄なども丁寧に教えてもらうことができました。

就職Shop 紹介求人 取材済み

「就職Shop HP」より

管理人ミチオ
3回連続で書類選考を落とされた直後に就職Shopの存在を知ったので、その時は精神的にもかなり助けられました。

求人数は大手転職エージェントに比べて圧倒的に少なく、30代向けの求人はほとんどありませんが、フリーターから正社員を目指す20代の人や未経験の仕事に挑戦する20代の人にはおすすめの転職エージェントです。

就職Shop公式:
https://www.ss-shop.jp/

管理人ミチオ
ここがポイント

転職エージェントを利用したからといって、必ず転職をする必要はありません。あなたが納得できる求人を紹介してもらった時のみ「応募」「面接」と進めば問題ありません。 

まとめ

仕事を忘れる原因からスムーズに仕事を覚えるための方法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

多くの人があなたと同じように仕事を覚えられないことについて悩み、仕事を覚えられない問題も少しの工夫や周囲の人のサポートを受けることで解決することができます。

一方、今やっている仕事そのものに問題がある人は仕事を覚える工夫に加えて、自分に合った仕事を見つける行動を起こしていく必要があります。

実際に転職するかどうかはともかく、あなたが今より満足のいく働き方ができるようになることを願っています。

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