- 「緊張すると、仕事がうまくいかない」
- 「上司とうまくいかず、毎日緊張しながら仕事をやるのが辛い」
このような緊張状態で仕事をすることに、悩んでいる人はいないでしょうか?
この記事では、「2種類の緊張」を確認しながら、仕事の緊張状態を克服して自分らしく働くための方法を紹介しています。
緊張から仕事がうまくいかず、今の苦しい状況をなんとかしたいと考えている人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
この記事を読んで、あなたの仕事での緊張が少しでも和らぎ、今より気持ちよく働けるようになれば、うれしく思います。
「仕事の緊張」には2種類ある
仕事の緊張には「一時的な緊張」と「継続的な緊張」の2種類があります。
仕事でこんな経験をした人はいないでしょうか?
- 社会人になって初めての職場で、緊張しながら初出社。働き始めて1ヶ月は何をやればいいの分からず、とにかくがむしゃらに働いた。
- 普段、あまり話したことがない先輩と一緒に営業の外回り。移動中、何を話せばいいのか分からず、緊張しながら1日を過ごした。
新しい職場で働く時や知らない人と行動する時など、日常と違った「新しい環境」に出会った時に、人は緊張することになります。
これは仕事に限らず、学生時代のクラス替えや受験の当日など、誰もが経験することになります。
この新しい環境で経験する「緊張」は、悪い緊張でしょうか?
人間は基本的に、変化を好みません。
可能な限り、これから何が起るのか予想できる「変化のない日常」を好みます。
そのため、新しい環境による緊張を本能で避けようとしますが、この緊張は長くは続かない「一時的な緊張」になります。
新しい環境では、最初こそ緊張しますが、時間が経つにつれて仕事にも慣れていき、いつしか「新しい環境」がいつもの「日常」に変化していきます。
この一時的な緊張は誰もが経験する自然な生理現象で、問題はありません。
しかし、もう1つの「継続的な緊張」の中で仕事をしている人は、注意が必要です。
次のような状態の中で、日々苦しい思いをしながら仕事をしている人はいないでしょうか?
- 今の職場で働き始めて半年になるが、未だに仕事に慣れず、日々緊張しながら仕事をしている。仕事を間違えて怒られることを考えると怖くなり、余計にミスをしてしまう。
- 職場の上司とどうしても合わず、日々緊張しながら働いている。家に帰っても心が休まらず、上司のいる会社に行くことを考えるだけで本当に憂鬱になる。会社に行かなくていい休日だけが、唯一の救い
このような苦しい状態で働いている人は、新しい環境に緊張しているのではなく、「今の職場」に対して緊張をしています。
そのため、今の職場の状況が変わらない限り緊張が続くことになり、「継続的な緊張状態」の中で苦しみ続けることになります。
現在、あなたが仕事で経験している緊張は、どちらの緊張でしょうか?
もし、あなたが継続的な緊張状態の中で仕事をしている場合、継続的な緊張状態が引き起こす問題について、一度考えてみて下さい。
継続的な緊張状態で仕事を続けることの問題とは?
ここで、継続的な緊張状態の中で仕事を続けたことにより、働くことが難しくなった私の体験を紹介させていただきます。
緊張状態で働き続けた私の話
プロフィールでも紹介しているように、私は人間関係を築くことが昔から大の苦手で、今でもそれは変わっていません。
その人間関係が苦手なこともあり、14回という、何だかもうよく分からない転職回数を繰り返してしまいました。
その14回の転職の中で、ある製薬会社で経理として働いていたことがありました。
その職場では上司との人間関係がうまくいかず、日々緊張状態の中で仕事をしていました。
私のはっきりしない性格もあり、上司からは毎日のように怒鳴られたり無視をされる日々が続きましたが、当時の私は転職したばかりということもあり
そのような気持ちで働いていましたが、半年経っても上司から怒られる回数は減るどころか日に日に増していき、次第に会社に行くこと自体が辛くなっていきました。
働く中で分かってきたことですが、当時の上司はかなり気分の浮き沈みが激しい人で、機嫌がいい時は鼻歌を歌っちゃうような人でしたが、機嫌が悪い時は何を言ってもダメで、私だけでなく、職場の多くの人がかなり理不尽なことで怒られていました。
このような状況の中で、会社に行きたくない気持ちと格闘しながら何とか出勤していましたが、次第に会社のことを考えただけで嘔吐をするような状態になっていきました。
そんなある朝、会社に行こうと布団から起き上がろうとした時、体が全く動かなくなってしまい、枕元にあったスマホで母親に連絡をして、そのまま病院に運ばれていきました。
病院での診断は「軽いうつ病」になっているということで、その製薬会社は退職することになり、その後半年間は何もできない日々を過ごすことになりました。
結局、次の転職先を決めて働けるようになるまでに1年半かかることになり、自分のこれからの働き方を考える、大きなきっかけになった出来事でした。
私は精神的に打たれ弱いこともあるため、職場で緊張状態の中で働いる全ての人が、私と同じような状態になるわけではありません。
しかし、一時的な緊張ではなく、職場で継続的な緊張状態で働いている人の多くは、精神的に何かしらのストレスを感じながら働いているはずです。
一時的な緊張では感じるストレスも一時的なものですが、継続的な緊張では、小さなストレスが日々たまっていくことになり、気づいた時には体に異常をきたしていることもあります。
実際、私が動けなくなった時も、その日の朝までは自分の体調がおかしいという自覚症状が全くありませんでした。
- 上司との関係
- 職場の人間関係
- 何としても結果を求められる成果主義の職場
緊張状態で仕事をすることになる原因は人それぞれですが、継続的な緊張状態の中で仕事を続けることで、働くことが難しい状態になってしまう可能性があることを、頭の片隅に入れておいて下さい。
仕事の継続的な緊張状態を解消する方法とは?
継続的な緊張状態で仕事を続けることで、働くことが難しい状態になってしまうことを見てきましたが、この継続的な緊張状態を解消するためには、どうすればいいのでしょうか?
緊張しているのは自分だけ?
緊張状態が続いている今の職場ですが、今の職場で継続的な緊張状態の中で苦しんでいるのは、あなただけでしょうか?
職場で苦しみながら働いている人は精神的にも追い詰められ、周りを見る余裕もなくなります。
自分だけが苦しい状況の中で働き続けていると感じてしまいますが、そのような職場では、見た目には分からなくても、あなたと同じように緊張状態で苦しみながら働いている人がいることもあります。
自分のことを考えるだけで精一杯の人もいます。
しかし、少し周りを見渡して、自分以外にも苦しんでいる人がいることが分かれば気持ちも楽になり、苦しんでいる人が信用できる人なら、悩みを相談しあうこともできます。
緊張状態で仕事をしている人は、職場で自分と同じような苦しみの中で働いている人がいないのか、一度探してみて下さい。
1年後の自分の姿を想像する
肩の力を抜いて仕事をしろと言うのは簡単ですが、緊張状態の中で働いている本人は、それどころではありません。
- 「仕事でミスをしたらどうしよう」
- 「上司に怒られたくない」
- 「先輩が怖い。先輩が職場にいるだけで仕事に集中できない」
このような緊張状態の中で仕事をしていれば、うまくいく仕事もうまくいきません。
緊張状態の中で苦しみながら仕事をしている人は、目の前の仕事の事で頭がいっぱいかもしれませんが、今の仕事を続けた「1年後の自分の姿」を想像してみて下さい。
今の状態がこのまま続いた場合、1年後のあなたはどうなっているでしょうか?
- 今の緊張状態を乗り越え、楽しい毎日を過ごしているでしょうか?
- 今と同じように緊張状態の中で、苦しみながら仕事を続けているでしょうか?
今の職場で仕事を頑張り続けることは、もちろん大切です。
しかし、先ほど見たように、職場の緊張状態の程度によっては体調を崩すだけでなく、働くことが難しい状態になってしまうこともあります。
少し悲しい気もしますが、あなたが職場からいなくなっても、会社は代わりの人を採用し、何事もなかったように会社は回っていきます。
しかし、あなたが体調を崩した場合、崩した体調に対して会社は責任を取ってくれませんし、元気な頃の体に戻してもくれません。
今の緊張状態の職場で仕事を続ける限り、1年後の幸せな自分の姿をどうしても想像できない人は、転職することも考えてみて下さい。
転職をすることで、職場の人間関係をはじめ、働く環境が大きく変わることになり、今までの緊張状態で仕事をしていた問題を解決することもできます。
しかし、転職をしたからといって、必ず自分が希望するような職場に転職できるわけではありません。
自分がいいと思って入った会社の人間関係が最悪で、毎月30時間のサービス残業をするような「ブラック企業」に転職してしまう可能性もあります。
あなたの目的は転職することではなく、転職後に自分が気持ちよく働けることです。
いくら転職できても、ブラック企業のようなところで苦しみながら働くことになれば、何のための転職だったのか分かりません。
- 転職前に聞いていた条件と、実際の条件が違う(残業時間、給料等)
- 転職前に職場の人間関係がどうなっているのか分からない
- 転職前にどういう人と働くのか分からない
このような「転職前後のギャップ」が原因で、多くの人が転職を失敗することになります。
このような転職失敗のリスクを最小限にするためにも、転職エージェントを利用した転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、あなたに代わって求人探しをしてくれる転職サポートで、転職エージェントを利用するメリットとデメリットには、大きく分けると次のようなものがあります。
転職エージェントを利用するメリット・デメリット | |
メリット | デメリット |
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転職エージェントを利用することで、あなたが日中仕事をしている間に、あなたが伝えた希望条件に合った求人を、転職エージェントが探してくれます。
そのため、あなたが疲れて家に帰り、求人探しができなかった時や、休日にまとめてやろうと思っていた応募書類の作成ができない場合でも、転職エージェントによって自動的に転職活動が進んでいくことになります。
また、1人で転職活動をする時には知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先の生の情報を、転職エージェントを通して転職前に知ることができます。
そのため、転職エージェントを利用することで、転職前後のギャップが小さくなり、転職の失敗を防ぐことができます。
しかし、一口に転職エージェントといっても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国には約18,000もの転職エージェントがあります。
そのため、全く同じ求人を紹介された場合でも、ある転職エージェントでは人事部長から始まる面接も、別の転職エージェントではいきなり社長面接から始められるなど、利用する転職エージェントによって受けられる転職サポートの内容や質も大きく異なります。
様々な転職エージェントがある中で、私が実際に利用しておすすめする転職エージェントはリクルートエージェントになります。
他の転職エージェントに比べてリクルートエージェントが良かった点は、次の3点になります。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
1.求人数・転職成功実績の多さ
リクルートエージェントは、他の大手転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多くなっています。
下のグラフは大手転職エージェントの求人数を比較したものになりますが、リクルートエージェントの求人数が圧倒的に多くなっています。
多くの求人の中から紹介してもらうことで、自分が希望する求人に出会える確率が高まり、転職成功の可能性も高くなります。
その証拠として、リクルートエージェントは現在までに40万人以上の転職者を転職成功に導いています。
また、求人数比較のグラフ内容を見ると、非公開求人が求人全体の約80%を占めています。
この非公開求人はその名の通り、一般の転職サイトには公開されていない非公開の求人となります。
企業が求人を非公開にする主な理由には、次のようなものがあります。
- 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
- 会社の事業戦略に関わるようなピンポイントの人材が欲しい場合
- 大量の応募者による採用手続きの手間を避けたい場合
- 採用活動を知られたくない場合
このように、非公開で求人を募集することにより、ピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など、企業側には様々なメリットがあります。
そのため、非公開求人は求人数も多く、条件のいい求人も数多く存在します。
さらに、非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人の中から、自分に合った求人を紹介してもうらことができます。
2.担当者の変更が柔軟
リクルートエージェントは合計すると2回利用しましたが、最初に利用した時の担当者(O.Hさん)は転職者目線で、本当に細かい点まで転職サポートしてくれました。
なぜ転職するのかといった転職動機の確認に始まり、今度の転職で実現したいことの確認から、面接対策・応募書類対策といった具体的なアドバイスまで、一緒に転職活動を進めている感覚を持ちながら、転職サポートをしてもらうことができました。
しかし、2回目に利用した時の担当者(K.Kさん)は、全ての対応が事務的な方でした。
担当者のK.Kさんは、転職者であるこちらの転職希望も十分に聞かず「ただ求人を紹介するだけ」という転職サポートで、淡々と求人を紹介されるだけでした。
正直、自分1人で仕事を探した方がマシだと感じることもありました。
この時、私はどうしても担当者のK.Kさんと合わなかったので、担当者を変更してもらうようにお願いしました。
すると、お願いした翌日には対応してくれて、すぐに担当者を変更してもらうことができました。
担当者が合わなかった点は不満に感じた点ですが、担当者が合わなかった時に、すぐに担当者を変更してくれる柔軟な対応は、リクルートエージェントを利用して良かった点です。
担当者を変更してもらうことは少し気まずいですが、リクルートエージェントはメール連絡で担当者を変更してもらうことができます。
転職エージェントを利用する時には担当者との相性はとても大切で、転職活動の成否にも大きく影響します。
担当者と合わない時は、遠慮せずに変更してもらうようにしましょう。
リクルートエージェントの担当者変更は、こちらからできます → 問い合わせ
3.面接対策に強い
リクルートエージェントを利用して良かった3点目は「面接対策の強さ」です。
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーによる模擬面接も行なっていますが、都内で毎日開催されている「面接力向上セミナー」がとても有効な面接対策になりました。
面接力向上セミナーは、セミナーを受講した人の面接通過率が35%UPし、受講者の99%がセミナーの内容を「大変満足」「満足」と回答している、セミナーの受講効果と満足度が高いセミナーとなっています。
セミナー内容が面接をする意味から面接本番の具体的な行動まで、面接をトータルに考えるセミナーとなっていました。
セミナーを受講することで、面接前の準備から面接本番で注意すべきことが具体的に分かるだけでなく、面接に臨む意識そのものを変えることができました。
もう面接は怖くない!?リクルートエージェントの面接力向上セミナーに行ってきました! |
このように、リクルートエージェントでは、模擬面接やセミナー受講を通して、面接対策に取り組むことができます。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
これら3つのポイントによって「自分が納得できる転職」ができるため、リクルートエージェントがオススメの転職エージェントになります。
リクルートエージェントを利用する時の主な流れは、次のようになります。
リクルートエージェントを利用するためには、まず無料登録をする必要がありますが、登録はほとんどが選択方式となるため、5分ほどあれば多くの方が登録を終えることができます。
この5分間の手間をかけるだけで、16万件以上のライバルの少ない求人の中から自分に合った求人を紹介してもらえるようになり、面接対策も強化することができます。
登録時に入力する項目と手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。
入力項目は同じですが、スマートフォン用のスライドも作成しましたので、参考にして下さい。
パソコン用
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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
スマートフォン用
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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
全ての項目を入力すれば、登録完了となります。
登録後は担当者から連絡がありますので、面談日を決めた後は「面談」「求人紹介」と転職サポートが進んでいきます。
※転職エージェントを利用したからといって、必ず転職をする必要はありません。
あなたが納得できる求人を紹介してもらった時のみ「応募」「面接」と進めば問題ありません。
転職エージェントを利用することで、転職前に転職先企業の内側を知ることができるため、転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
しかし、どんなにいい転職エージェントを利用しても、転職するのはあなた自身です。
「1年後や3年後にどのような自分になっていたいのか」という、未来の自分の姿を想像しながら、自分が今やるべきことを考えてみて下さい。
転職エージェントをうまく利用しながら、あなたが自分らしく働ける仕事に出会えることを願っています。