- 「もう少し我慢して、仕事をやってみないか?」
- 「そんなに仕事をすぐ辞めると、次の転職先へ行ってもすぐに辞めることになるぞ」
- 「石の上にも3年。もう少し頑張れ」
このようなことを言われた人はいないでしょうか?
何を隠そう、この記事を書いている私がそのような事を言われた1人で、今まで社会人になってからアルバイトも含めると14回の転職を繰り返してきましたが、中には1ヶ月もしないで辞めた会社もあります。
この記事では、仕事をすぐ辞める自分をなんとかしたい人に向けて、自分らしく働ける仕事に転職する方法を紹介しています。
転職しても仕事が長続きせず、仕事をすぐ辞める自分が嫌いになっている人は、是非この記事を読んでみて下さい。
この記事を読んで、あなたが自分の働き方について少しでも考えていただければ嬉しく思います。
なんで仕事をすぐ辞める?転職を繰り返してしまう原因とは?
いますよね。
仕事をすぐ辞めることで周囲の人から様々なことを言われますが、仕事をすぐ辞めて転職を繰り返すことを一番気にしているのは本人です。
なぜ仕事をすぐ辞めることになってしまうのでしょうか?
転職前後のギャップが大きい
転職前は採用担当者とコンタクトを取りながら、転職活動を進めていくことになります。
採用担当の人も和やかな人で、何となくいい会社に思えてきた。
面接に行くと面接官と和やかに面接。
そんな期待を胸に面接結果を待っていると、見事に採用。
期待を胸に会社に行くと、何だか面接の時とは違う社内の雰囲気に。
気のせいかと1ヶ月働いてみると、転職前に聞かされていた仕事内容と違うことが分かり、職場の人間関係も悪いことが次第に分かってきます。
せっかく苦労して掴んだ転職先です。
仕事をすぐに辞めて転職を繰り返したくない気持ちもあり、なんとか仕事を頑張ろうとします。
しかし、職場の人間関係による精神的なプレッシャーや転職前に聞いていた仕事内容とのギャップに耐えられず、3ヶ月で退職することに。
転職先の転職前後のギャップを理由に、仕事をすぐ辞めることがあります。
職場の人間関係が悪い
転職で最も多くの人が苦しむことになるのが「職場の人間関係」です。
転職したい理由を聞いたアンケートでは、最も多くの人が職場の人間関係が上手くいかなかったことを理由にあげています。
転職したいと思った理由
転職する前に転職先の人間関係を知ることができれば問題ありませんが、職場の人間関係は実際に働くまで知ることが難しくなります。
面接で会社に行った時の職場の雰囲気や面接官の様子を通してある程度のことは掴むこともできますが、それはあくまで会社の外から見た様子になります。
職場の人間関係を知ることができると言っても短い時間のことになり、転職前に転職先の人間関係を知ることはほぼ不可能になります。
転職先で自分のやりたい仕事ができる場合でも、職場の人間関係が悪い中で仕事をすることで、仕事を続けることが難しくなる場合も少なくありません。
転職先の仕事内容に関わらず、職場の人間関係が悪いことを理由に、仕事をすぐ辞めることがあります。
そんなに転職して大丈夫?仕事をすぐ辞めることで起きる問題とは?
仕事を辞めることで、今の職場で感じている転職前後のギャップや職場の人間関係による苦しみからは間違いなく解放されることになります。
しかし、仕事をすぐ辞めることで、何も問題はないのでしょうか?
自分を責め続ける
- 「もう少し仕事を続けないと、今の仕事の楽しさは分からないよ」
- 「すぐ仕事を辞めると転職癖がつくよ」
仕事をすぐ辞めることで、周囲の人から様々なことを言われるようになります。
しかし、仕事をすぐ辞めることで一番苦しむことになるのは、転職を繰り返す自分自身になります。
仕事をすぐ辞める自分を必要以上に責めてしまい、周りの人から言われる言葉も、素直に聞けない時もあります。
逆に周りの人から心配されて優し言葉をかけられた時は、仕事をすぐ辞める自分のことが情けなくなり、さらに自分のことを責めてしまうことになります。
仕事をすぐ辞めることで、仕事を続けることができない自分が情けなく不甲斐ない人間に感じてしまい、自分を必要以上に責めてしまうことがあります。
体調を崩す
仕事をすぐ辞めることで自分を責め続けてしまい、精神的にも不安定な状態となります。
不安定な精神状態の中で転職活動をしていくことになりますが、転職活動は基本的に求人探しの生活となります。
面接やハローワークなどに行く以外は、家の中でパソコンを前に求人を探す時間が長くなります。
さらに、仕事を辞めて社会との繋がりも切れていることから、ますます気持ちが自分の内側へ向かうことになり、精神的なストレスも日々溜まっていくことになります。
日々溜まっていくストレスによって体調を崩すだけでなく、「うつ病」のように働くことが難しい状態になってしまうことがあります。
次の転職が難しくなる
転職では自分がこれから何をしたいのかが大切になりますが、採用する企業側は転職者の今まで働き方も重要視します。
今までの職歴の中にすぐ仕事を辞めた「短期間の職歴」があることで、企業が採用に対して慎重になることがあります。
転職者が次の職場で頑張る気持ちをいくら持っていても、採用側の企業に、またすぐに仕事を辞めるように思われてしまうこともあります。
また、転職者側もすぐに仕事を辞めたことに対して引け目を感じているため、面接などで思うような受け答えができず、転職活動が思うように進まないこともあります。
仕事をすぐ辞めることで、採用する企業側の思いや転職者自身の不安から、次の転職先を決めることが難しくなることがあります。
仕事をすぐ辞めることを自分のプラスに変える方法
仕事をすぐ辞めることで、精神的な問題や次の転職が難しくなるような現実的な問題まで、様々な問題が起こることを見てきました。
ここまでは仕事をすぐ辞めることをネガティブな事として紹介してきましたが、仕事をすぐ辞めることは、ネガティブな事でしかないのでしょうか?
仕事をすぐ辞めることを、自分のプラスにすることはできないのでしょうか?
仕事をすぐ辞めた原因を考える
仕事をすぐ辞める理由は人それぞれですが、なぜ前の仕事をすぐに辞めてしまったのでしょうか?
過ぎたことを考えても、しょうがないという人もいます。
しかし、仕事をすぐに辞めることになった原因について考えることは、とても大切なことです。
- 上司との関係が上手くいかず、仕事をすぐ辞めることになった
- 仕事内容が自分に合わず、仕事をすぐ辞めることになった
- 残業が多過ぎて、仕事をすぐ辞めることになった
仕事をすぐに辞めることになった原因について考えることで、次の転職先で同じような苦しい状況に追い込まれても、今度はすぐに仕事を辞めることなく、違う方法を考えることもできます。
すぐに辞めた仕事と向き合うことで、負い目を感じていた経験をプラスに変えることができます。
すぐ辞めた仕事の経験を転職活動に生かす
あなたがすぐに辞めざるを得なかった仕事です。
職場の人間関係、仕事内容、残業の多さ、休日の少なさ、、、耐えられないほど嫌なことがあったに違いありません。
その嫌なことをした経験を、次の転職活動で生かすことはできないでしょうか?
- 職場の人間関係が原因で仕事をすぐ辞めた人は、次の転職先では人間関係に気をつけて転職先を探すことができます。
- 仕事内容が合わなかったことが原因で仕事をすぐ辞めた人は、転職先の仕事内容を重視して転職先を探すことができます。
- 残業時間が多いことが原因で仕事をすぐ辞めた人は、残業時間の短い仕事を中心に求人探しができます
次の転職活動で生かせることを経験できただけでも、前の会社で働いた意味があったのではないでしょうか?
私は昔から人間関係を築くことが大の苦手で、それは社会人になっても変わりませんでした。
そのため、人間関係の問題で転職を繰り返すことになり、仕事をすぐ辞める自分を責め続けることになりました。
しかし、仕事をすぐ辞めて転職を繰り返すことで、自分らしく働ける仕事について真剣に考えるようになり、現在やっている「自分がやりがいを感じる仕事」に出会うことができました。
仕事をすぐ辞めた時は目の前のことで頭がいっぱいになり、仕事をすぐ辞める自分のことを責めたり嫌いになることもあります。
しかし、仕事をすぐ辞めたからこそ分かることもあります。
- 自分が本当にやりたい事
- 仕事をやる意味
- 時間の大切さ
すぐに辞めた仕事の経験を次の転職活動に生かすことで、より自分に合った仕事に出会うことができます。
すぐ辞めた仕事から自分らしく働ける仕事に転職する方法
しかし、勇気を出して転職したからといって、自分が希望している転職が必ずできるわけではありません。
自分がいいと思って入った会社の人間関係が最悪で、毎月30時間のサービス残業をするような「ブラック企業」に転職してしまう可能性もあります。
あなたの目的は転職することではなく、転職後に自分が気持ちよく働けることです。
いくら転職できても、ブラック企業のような会社で苦しみながら働くことになれば、何のための転職だったのか分かりません。
しかし、現実は4人に1人が転職したことを後悔しています。
転職を後悔する理由には様々なものがありますが、どの理由も突き詰めていくと「転職前後のギャップ」が転職を後悔したことに繋がっています。
このような転職の後悔や失敗のリスクを最小限にするためにも、転職エージェントを利用した転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる「無料の転職サービス」になります。
転職エージェントを利用する主なメリットとデメリットには、次のようなものがあります。
転職エージェントのメリット・デメリット | |
メリット |
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デメリット |
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転職エージェントを利用することで、転職の専門家であるキャリアアドバイザーが、第三者の立場から客観的にあなたに合った求人を探してくれます。
そのため、自分1人で転職活動していた時には気づかなかった求人を紹介してもらえるだけでなく、自分が見つけた求人をチェックしてもらうことで、第三者の視点からアドバイスをもらうこともできます。
また、1人で転職活動をする時には知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先の生の情報を、転職エージェントを通して転職前に知ることができます。
そのため、転職エージェントを利用することで、転職前後のギャップが小さくなり、転職の失敗を防ぐことができます。
一口に転職エージェントといっても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国には約18,000もの転職エージェントがあります。
そのため、利用する転職エージェントによって紹介してもらえる求人内容や求人数はもちろん、受けられる転職サポートの内容や質も大きく変わることになります。
私も転職する時に複数の転職エージェントを利用しましたが、利用する転職エージェントによって、自分が希望している転職条件が同じ場合でも、紹介してもらえる求人が全く異なる時にはともて驚きました。
私が実際に利用してオススメする転職エージェントは、リクルートエージェントになります。
転職を14回繰り返す中で様々な転職エージェントを利用しましたが、他の転職エージェントに比べてリクルートエージェントが良かった点は、次の3点になります。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
1.求人数・転職成功実績の多さ
リクルートエージェントは、他の大手転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多くなっています。
下のグラフは大手転職エージェントの求人数を比較したものになりますが、リクルートエージェントの求人数が圧倒的に多くなっています。
多くの求人の中から紹介してもらうことで、自分が希望する求人に出会える確率が高まり、転職成功の可能性も高くなります。
その証拠として、リクルートエージェントは現在までに40万人以上の転職者を転職成功に導いてきています。
また、求人数比較のグラフ内容を見ると、非公開求人が求人全体の約80%を占めています。
この非公開求人はその名の通り、一般の転職サイトには公開されていない非公開の求人となります。
企業が求人を非公開にする主な理由には、次のようなものがあります。
- 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
- 会社の事業戦略に関わるようなピンポイントの人材が欲しい場合
- 大量の応募者による採用手続きの手間を避けたい場合
- 採用活動を知られたくない場合
このように、非公開で求人を募集することにより、ピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など、企業側には様々なメリットがあります。
そのため、非公開求人は求人数も多く、条件のいい求人も数多く存在します。
さらに、非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人の中から、自分に合った求人を紹介してもうらことができます。
2.担当者の変更が柔軟
リクルートエージェントは合計すると2回利用しましたが、最初に利用した時の担当者(O.Hさん)は転職者目線で、本当に細かい点まで転職サポートしてくれました。
なぜ転職するのかといった転職動機の確認に始まり、今度の転職で実現したいことの確認から、面接対策・応募書類対策といった具体的なアドバイスまで、一緒に転職活動を進めている感覚を持ちながら、転職サポートをしてもらうことができました。
しかし、2回目に利用した時の担当者(K.Kさん)は、全ての対応が事務的な方でした。
担当者のK.Kさんは、転職者であるこちらの転職希望も十分に聞かず「ただ求人を紹介するだけ」という転職サポートで、淡々と求人を紹介されるだけでした。
正直、自分1人で仕事を探した方がマシだと感じることもありました。
この時、私はどうしても担当者のK.Kさんと合わなかったので、担当者を変更してもらうようにお願いしました。
すると、お願いした翌日には対応してくれて、すぐに担当者を変更してもらうことができました。
担当者が合わなかった点は不満に感じた点ですが、担当者が合わなかった時に、すぐに担当者を変更してくれる柔軟な対応は、リクルートエージェントを利用して良かった点です。
担当者を変更してもらうことは少し気まずいですが、リクルートエージェントはメール連絡で担当者を変更してもらうことができます。
転職エージェントを利用する時には担当者との相性はとても大切で、転職活動の成否にも大きく影響します。
担当者と合わない時は、遠慮せずに変更してもらうようにしましょう。
リクルートエージェントの担当者変更は、こちらからできます → 問い合わせ
3.面接対策に強い
リクルートエージェントを利用して良かった3点目は「面接対策の強さ」です。
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーによる模擬面接も行なっていますが、都内で毎日開催されている「面接力向上セミナー」がとても有効な面接対策になりました。
面接力向上セミナーは、セミナーを受講した人の面接通過率が35%UPし、受講者の99%がセミナーの内容を「大変満足」「満足」と回答している、セミナーの受講効果と満足度が高いセミナーとなっています。
セミナー内容が面接をする意味から面接本番の具体的な行動まで、面接をトータルに考えるセミナーとなっていました。
セミナーを受講することで、面接前の準備から面接本番で注意すべきことが具体的に分かるだけでなく、面接に臨む意識そのものを変えることができました。
もう面接は怖くない!?リクルートエージェントの面接力向上セミナーに行ってきました! |
このように、リクルートエージェントでは、模擬面接やセミナー受講を通して、面接対策に取り組むことができます。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
これら3つのポイントによって「自分が納得できる転職」ができるため、リクルートエージェントがオススメの転職エージェントになります。
リクルートエージェントを利用する時の主な流れは、次のようになります。
リクルートエージェントを利用するためには、まず無料登録をする必要がありますが、登録はほとんどが選択方式となるため、5分ほどあれば多くの方が登録を終えることができます。
この5分間の手間をかけるだけで、16万件以上のライバルの少ない求人の中から自分に合った求人を紹介してもらえるようになり、面接対策も強化することができます。
登録時に入力する項目と手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。
入力項目は同じですが、スマートフォン用のスライドも作成しましたので、参考にして下さい。
パソコン用
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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
スマートフォン用
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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
全ての項目を入力すれば、登録完了となります。
登録後は担当者から連絡がありますので、面談日を決めた後は「面談」「求人紹介」と転職サポートが進んでいきます。
転職エージェントを利用することで、転職前に転職先企業の内側を知ることができるため、転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
しかし、どんなにいい転職エージェントを利用しても、転職するのはあなた自身です。
「1年後や3年後にどのような自分になっていたいのか」という、未来の自分の姿を想像しながら、自分が今やるべきことを考えてみて下さい。
転職エージェントをうまく利用しながら、あなたが自分らしく働ける仕事に出会えることを願っています。