こんにちは。
今までに14回の転職を経験してきた管理人のミチオです。
- 力仕事できつい
- 期間労働
- 単純作業の繰り返し
- 給料が安い
- 男の職場
工場の仕事に対してこのようなネガティブなイメージを持っている人はいないでしょうか?
この記事では職場の人間関係に苦しんでいた私が未経験で工場の仕事へ転職した時に感じた「工場の仕事の魅力」について紹介しています。
工場の仕事に興味のある人や人間関係に苦しまない職場を探している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
工場の仕事を探す時はスマホで気軽に求人検索ができる転職サイトが便利です。
私は引っ越し費用の補助や寮費無料の求人を工場ワークスで見つけました。
工場ワークスは工場求人に特化しているの大手転職サイトのリクナビやマイナビと比べても工場求人は圧倒的に多く全国の工場求人をとりこぼすことなくチェックすることができます。
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私が営業職から工場の仕事へ転職した理由
私が今までの営業職から全く関係のない工場の仕事へ転職した理由は「職場の人間関係」です。
自分と合わない上司の存在や体育会系の雰囲気の職場にどうしても馴染めず働き始めて3ヶ月ほどで転職することを決意しました。
正直、3ヶ月という短期間で転職することにかなりの抵抗を感じましたが、毎朝起きて仕事へ行く時に吐き気を感じるようになり、食欲不振から2ヶ月で10kg程体重が落ちたことをきっかけに退職しました。
ほぼ勢いで退職したこともあり転職先を決めずに退職してしまいましたが、次の職場では可能な限り人と関わらずに働ける仕事に転職することだけは決めていました。
真っ先に思いついたのが学生時代にアルバイトをしていた工場の仕事です。
1日を通して同じ作業を繰り返していたので、ほとんど会話をせずに1日を過ごせました。
正社員として働き短期間で再び転職を繰り返すのは怖く、かといってアルバイトでは十分な給料がもらえないため派遣社員として工場で働くことにしました。
工場求人は自分が思っていたより多くあり、逆に求人が多すぎてどれにすべきか選ぶのに苦労しました。
体調の関係もあり実際に工場で働き始めるまでは退職してから1ヶ月ほどかかりましたが、求人自体は仕事探しを始めてからすぐに見つかりました。
求人探しは失業保険の関係でハローワークへ行った時にもチェックもしましたが、メインは工場求人を専門に扱う工場ワークスで探しました。
工場ワークスは転職サイトなので自宅にいながらスマホで気軽に工場求人を探せたのが良かったです。
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工場の仕事 〜スマートフォン組立て工場の1日〜
人間関係の問題から退職し人とあまり関わらずに働けるという理由から転職した工場の仕事ですが、実際に私がやった工場の仕事は次のようなものでした。
私がやった工場の仕事内容
- 仕事内容:スマートフォンの組立て作業
- 雇用形態:派遣社員として入社(半年後に正社員)
- 工場の規模:関東に本社を持つ従業員100人前後の工場
- 休日:土日祝日休み
- 給料:25万円/月(手取り22万円前後。残業が多い時は30万前後の手取り)
- 残業:繁忙期は3時間超えも。普段は残業がなく多くて1時間程度
工場の1日
7:45 | 出社 |
8:00 | タイムカード打刻 |
8:05 | ラジオ体操(会社の中庭にて) |
8:15 | 作業開始
|
10:00 | 10分休憩(トイレに行ったり飲み物を飲む程度) |
10:10 | 作業再開 |
12:00 | お昼 社員食堂や近くのコンビニ、食堂など各自好きな場所で昼食 (私は人間関係が苦手なため自分の車で食事) ※私のように1人で食事をする人が全体の6割〜7割という感じでした。 工場勤務には私のように人間関係が苦手な人が多いのかも… |
13:00 | 午後の仕事再開 午前のラインと同じメンバーで作業 (仕事内容は基本的に午前中と同じ) |
15:00 | 休憩 ・この休憩時に今日の残業の有無が発表 ・残業できない人は班長に伝えれば残業をしなくて大丈夫 ・この休憩時間はあと少しで帰れるということもあり何となくみんなのテンションも上がってくる(笑) ・人間関係が苦手な私も同じラインの人と話をしたり、しなかったり… |
15:10 | 作業再開 |
17:00 | 作業終了 ・今日製造できたスマートフォンの個数を確認 ・班長から今日の作業で気付いた点や明日の製造個数などの共有事項を発表 ・残業があれば15分の休憩後作業開始 |
1日の仕事はこのような流れで、これを月曜日から金曜日までひたすら繰り返す毎日です。
見てもらうと分かるように人間関係が苦手な私でも基本的には周りと話をすることなく1日を終えることができる仕事でした。
そのため工場勤務では転職前にやっていた営業職の仕事で苦しんでいた人間関係にも苦しまずに働くことができました。
黙々と働く私のどこを評価されたのか分かりませんが、働きはじめて半年後には派遣社員から正社員になることになりました。
私の他にも一緒の派遣先の3人が同時に正社員になりました。
正社員になった後の仕事も先ほど紹介した仕事と基本的には同じで、作業している人の周りを歩き手を上げた人がいればそこに行きサポートする班長としての仕事が加わりましたした。
また、工場ごとに割り振られた製造目標を達成するためのスケジュールを考える仕事も増えましたが、人数の調整で人が足りない時は前と同じように作業の列に入り作業をしていました。
正社員になったからといってそれほど仕事内容も変わらず、給料も派遣時代と比べてそれほど変わりませんでした。
今までの雇用形態が派遣から直接雇用になったということですが、未経験から働き始めて半年で正社員になれたことにとても驚きました。
工場の仕事へ転職して感じた4つのメリット
工場の具体的な仕事内容を紹介しましたが、私が工場の仕事に転職して感じたメリットは次の4つになります。
1.自分のペースでコツコツ働ける
自分のペースでコツコツと働ける仕事内容に大きな魅力を感じました。
工場の仕事は基本的に1度覚えればそれを日々繰り返していく仕事になります。
そのため仕事に慣れてしまえば作業も早くなり余裕を持って自分のペースでコツコツと働くことができるようになります。
ベルトコンベアなどのラインに一度入れば会話をする機会もほとんどなく(むしろ喋ってはダメな場合も)、自分のペースで黙々と働くことになります。
そのため私のように人間関係を築くことが苦手な人も余計な話をする必要もなくストレスなしに働くことができます。
2.未経験から始めやすい
工場求人の多くが未経験から応募できるため今までの職歴を気にせず誰もが挑戦しやすい仕事になります。
私の例でも分かるように未経験から派遣社員として入社しても途中から正社員として雇用されることもあり、正社員として安定的に働くこともできます。
- 今まで働いた経験がない人
- 未経験から正社員の仕事を目指したい人
- 今までと違う新しい仕事に挑戦したい人
このような人に工場の仕事はおすすめです。
3.労働条件がいい
私が工場で働いた時に一番驚いのが労働条件の良さです。
工場の仕事は誰もが始めやすいから条件もあまり良くないんだろうな…
工場で働く前はこのように考えていましたが実際に工場で働き始めると前職の営業時代と比べて給料もほとんど変わりませんでした。
営業時代は当たり前だった深夜までのサービス残業も工場では残業代が1分単位で支給されるため、残業の多い繁忙期時には30万以上の手取りがあり1人暮らしの私には十分な給料でした。
残業に関しては働く工場にもよると思いますが、トヨタに見られる「改善」のように工場の仕事は「生産性」や「効率性」の意識が強くあり
「14時までに2,000個生産」
など、その日にやるべき仕事が具体的ではっきりしています。
そのためやるべき仕事が終われば当然残業もなく定時に帰れるため、営業時代のような辛い思いをすることもありません。
- 上司が帰るまで帰りづらい
- 自分の担当する仕事が多く深夜までサービス残業
工場の仕事に転職することで経済的な安定とプライベート時間の2つを確保しながら働くことができます。
4.特典がある
工場の仕事に転職して初めて分かったことですが、転職時に祝い金や引越し費用の補助など特典付きの求人が数多くあります。
私が工場の仕事に転職する時は勤務地の関係から引越しをする必要があり、その時の引越し費用を全額負担してもらうことができました。
また、私が実際に3年ほど働いたスマホ組み立て工場の仕事は寮費もずっと無料だったので、工場で働いている間に100万円単位の貯金をすることもできました。
私が実際に働いていた寮の様子です。決して広い部屋ではありませんでしたがトイレ・お風呂が別で独り身の自分には十分すぎる部屋でした。
工場に転職したことで普通の職場では受けられない様々な特典を受けられるメリットがあります。
工場の仕事へ転職して感じたデメリット
工場の仕事に転職することで様々なメリットがある一方、デメリットを感じることもあります。
仕事内容によっては大変
実際に働く前は簡単な仕事と考えていた工場の仕事ですが、仕事内容によっては力仕事や立ちっぱなしの仕事など体力的に大変な仕事もあります。
慣れの問題もありますが、普段使わない体の部分を使い働き始めた最初の頃は体に負担を感じることもあります。
顧客先を回っていた営業の仕事から1日立ちっぱなしの工場へ転職したので、最初の頃は足腰に負担も感じましたが1週間ほど働き慣れました。
工場の仕事によっては機械操作などで怪我をする可能性もあるため、転職前に自分の体調を考え具体的な仕事内容を確認することが大切です。
希望する工場の仕事へ転職するためにやった2つの事
工場の仕事に転職した時のメリットとデメリットを見てきましたが、多くの人が考えているより工場の仕事は魅力的な仕事です。
しかし、先ほども紹介したように工場の仕事といっても様々な仕事があり、転職する工場によっては自分らしく働くことが難しい工場もあります。
私は自分が希望する工場の仕事へ転職するため2つの事をやりました。
1.転職前に工場見学をする
一般の仕事では入社前に職場見学できる会社はほとんどありませんが工場では実際に働く前に職場見学できる求人が多くあります。
私も担当者との面談時に工場内を詳しく案内してもらいましたが、工場で働き始めた後も工場見学に来ている人を多く見かけました。
工場見学をして入社した人に話を聞くと次のようなことを確認していました。
- 実際にどういう作業をするのか(力仕事があるのか等)
- お昼をどういう場所で食べるのか(お弁当を持ってくる必要があるのか。1人で食べる場所はあるか)
- トイレの数、綺麗さ(休憩中はみんな一斉に行くため混雑する。女性の方は特に気にされていました)
実際に見なければ分からないことも多くあるため、可能な限り転職前に工場見学する事をおすすめします。
工場見学をしたからといって必ず転職する必要はないので、気軽な気持ちで工場見学をして下さい。
転職前後のギャップを小さくすることで自分らしく働ける工場の仕事に転職することができます。
2.工場求人に特化した転職サイトを使う
コンビニ・ファミレスに置かれているフリーペーパーの求人誌や一般的な転職サイトまで、工場求人を探すには様々な方法がありますが、工場求人に特化した転職サイトの利用をおすすめします。
工場求人に特化した転職サイトは様々な仕事を掲載している一般の転職サイトに比べて工場求人数が多く希望の求人に出会える可能性を高めることができます。
私が実際に利用した工場ワークスは他の大手一般転職サイトに比べて工場求人が圧倒的に多くあります。
求人数の多さだけでなく寮費無料や送迎ありなど工場求人独特の細かな項目で求人を探せるためピンポイントの工場求人を見つけることができます。
求人の応募も1分程の簡単なプロフィール入力だけでなので、気になる求人があれば気軽に応募することができます。
人気の工場求人は募集の締め切りも早いので工場求人をチェックしたい人は今すぐ利用してみて下さい。
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まとめ
私が工場の仕事へ転職した時に感じた工場の魅力について紹介してきましたが、いかがでしたでしょか?
私が工場で働いた経験は1社だけなので全ての工場について言うことはできませんが、次のような転職希望を持っている人に工場はおすすめの転職先です。
- 自分のペースでコツコツ働きたい人
- 人間関係に煩わされずに働きたい人
- 経済的な安定とプラーベート時間の両方を大切にしたい人
あなたが自分らしく働ける工場の仕事に出会えることを願っています。