このような疑問を感じている人は、いないでしょうか?
この記事では、私が半年間の無職期間を経て無事に転職できた話も織り交ぜながら、無職期間の長い人が転職を成功させるためのポイントについて、紹介していきます。
現在、無職期間が長引き、焦る気持ちを抑えながら転職活動を続けている人は、ぜひ参考にして下さい。
無職期間が長引いているのは自分だけ?
私はうつ病になった後、会社を退職して半年間は転職活動ができず、無職期間が続いたことがあります。
仕事を頑張れない自分、、、だったら頑張らなくていいんじゃない? |
半年後に転職活動を始めましたが、その時は様々な不安を感じながら転職活動をしていました。
- 「半年間、無職期間が続いた自分は企業からどう思われるんだろう?」
- 「うつ病と言ったら、企業に精神的に弱い人と思われて、転職できないのではないか?」
- 「半年間無職だった自分は社会から忘れられて、自分が転職できる会社はどこにもないんじゃないか?」
このような気持ちから、本当はいけないことですが、うつ病だったことを隠しながら転職活動を続けていました。
しかし、無職期間の転職活動についてうまく伝えられないこともあり、思うように転職先が決まりませんでした。
下のグラフは、「現在会社を辞めて転職活動をしている人」または「過去に会社を辞めてから転職活動を始めた経験がある人」に対して、無職期間の長さを聞いたアンケート結果ですが、半年以上の無職期間を経験している人が約6割にも上ります。
一般的な転職期間と言われている3ヶ月内に転職先が決まった人は23%に止まり、転職期間が長引いている人が多数派であるとが分かります。
このように、無職期間が長引き不安な状況を経験したのは私やあなただけではなく、多くの人が同じ経験をしていることを、まずは頭に入れておいて下さい。
無職期間が長いと転職に不利なのはホント?
仕事への意欲
無職期間が長いことで、仕事への意欲を問われることがあります。
働く意欲がないことで、無職期間が長引いたと考えられることがあり、転職で不利になることがあります。
実際に、私も面接では必ず半年間何をやっていたのかを聞かれましたが、先ほども言ったように、最初のうちはうつ病を隠して転職活動をしていました。
そのため、半年間は転職活動をしていたが転職先が決まらなかったことを伝えましたが、気持ちの中で嘘をついている後ろめたさもあり、今思うと表情もこわばりながら面接受けていた気がします。
このように、無職期間が長いことで、仕事への意欲を問われるだけでなく、面接で無職期間にやっていたことの伝え方によっては、無職期間がさらに不利に働くことがあります。
転職者の能力
無職期間が長かったことで、転職者に転職先を決めるだけの能力がないと思われることで、転職で不利になることがあります。
転職活動で内定を獲得するためには、本人の魅力はもちろん、転職活動を進めていくためのスケジュール管理や自分を客観的に見ることができる視点など、様々な能力を求められます。
無職期間が長いことで、それらの能力が不足していると考えられてしまい、転職で不利になることがあります。
無職期間の長い人が転職活動を成功させるためのポイント
無職期間のことを正直に話す
無職期間が長引いている人は、転職活動で正直に今の状況を話すことが大切になります。
これは声を大にして言いたいのですが、私がやったように嘘をついて転職活動をすることは絶対避けた方がいいですし、当然ながらやってはいけないことです。
私の場合、うつ病で転職活動ができていなかったので、精神的に弱い人と思われたくないい気持ちから嘘をついてしまいましたが、無職期間が長引いている人は私と同じように自分の状況を引け目に感じている人が多くいます。
そのため、つい自分を良く見せようと嘘をつきたくなることもありますが、嘘をつき自分を繕うことで、面接でも必ず無理が出てきます。
私はこの反省から、正直に自分のうつ病のことを伝えるようにして面接を受けるようにしました。
今はうつ病に関して問題ないことを伝え、医師の診断書も持っていくことで、病気のことを理解してくれた企業に無事転職することができました。
私がうつ病から抜け出したきっかけは、自分と同じようにうつ病だった人との出会いが大きかったですが、そのことも含めて、面接では正直に伝えました。
今から思うと、そのことも正直に伝えたことで、面接官の人(後に上司になる人)にも信用されたように思います。
このように、無職期間に自分がやっていたことを正直に伝えることで落とされる企業もありますが、自分が無理なく働ける企業に出会うことができます。
転職エージェントで求人を探す
無職期間が長い人は、転職活動が生活の中心となり、家にいる時間も自然と長くなります。
そのため、転職活動も1人で黙々と進めていくことが多くなり、会社で働いていた時に比べて人との関わりも大きく減ることになります。
私はうつ病だった半年間、家族以外の人には全く合わなかったので、面接を受けた時には本当に倒れそうになるほど緊張をしました。
無職期間でも友達と遊んだり自分の好きなことをやることで、うまく気持ちを切り替えられる人は問題ありません。
しかし、私のように気持ちの切り替えがうまくできず、無職でいる自分を追い込んでしまうような人は、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントを利用するメリットとデメリットには、大きく分けると次のようなものがあります。
転職エージェントのメリット・デメリット | |
メリット |
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デメリット |
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転職エージェントを利用することで、転職の専門家であるキャリアアドバイザーが、第三者の立場から客観的にあなたに合った求人を探してくれます。
そのため、自分1人で転職活動していた時には気づかなかった求人を紹介してもらえるだけでなく、自分が見つけた求人をチェックしてもらうことで、第三者の視点からアドバイスをもらうこともできます。
また、1人で転職活動をする時には知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先の生の情報を、転職エージェントを通して転職前に知ることができます。
そのため、転職エージェントを利用することで、転職前後のギャップが小さくなり、転職の失敗を防ぐことができます。
しかし、一口に転職エージェントと言っても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国には約18,000もの転職エージェントがあります。
そのため、全く同じ求人を紹介された場合でも、ある転職エージェントでは人事部長から始まる面接も、別の転職エージェントではいきなり社長面接から始められるなど、利用する転職エージェントによって受けられる転職サポートの内容や質も大きく異なります。
様々な転職エージェントがある中、私が14回の転職で実際に利用しておすすめする転職エージェントはリクルートエージェントになります。
他の転職エージェントに比べてリクルートエージェントが良かった点は、次の3点になります。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
1.求人数・転職成功実績の多さ
リクルートエージェントは、他の大手転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多くなっています。
下のグラフは大手転職エージェントの求人数を比較したものになりますが、リクルートエージェントの求人数が圧倒的に多くなっています。
多くの求人の中から紹介してもらうことで、自分が希望する求人に出会える確率が高まり、転職成功の可能性も高くなります。
その証拠として、リクルートエージェントは現在までに40万人以上の転職者を転職成功に導いています。
また、求人数比較のグラフ内容を見ると、非公開求人が求人全体の約80%を占めています。
この非公開求人はその名の通り、一般の転職サイトには公開されていない非公開の求人となります。
企業が求人を非公開にする主な理由には、次のようなものがあります。
- 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
- 会社の事業戦略に関わるようなピンポイントの人材が欲しい場合
- 大量の応募者による採用手続きの手間を避けたい場合
- 採用活動を知られたくない場合
このように、非公開で求人を募集することにより、ピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など、企業側には様々なメリットがあります。
そのため、非公開求人は求人数も多く、条件のいい求人も数多く存在します。
さらに、非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人の中から、自分に合った求人を紹介してもうらことができます。
2.担当者の変更が柔軟
リクルートエージェントは合計すると2回利用しましたが、最初に利用した時の担当者(O.Hさん)は転職者目線で、本当に細かい点まで転職サポートしてくれました。
なぜ転職するのかといった転職動機の確認に始まり、今度の転職で実現したいことの確認から、面接対策・応募書類対策といった具体的なアドバイスまで、一緒に転職活動を進めている感覚を持ちながら、転職サポートをしてもらうことができました。
しかし、2回目に利用した時の担当者(K.Kさん)は、全ての対応が事務的な方でした。
担当者のK.Kさんは、転職者であるこちらの転職希望も十分に聞かず「ただ求人を紹介するだけ」という転職サポートで、淡々と求人を紹介されるだけでした。
正直、自分1人で仕事を探した方がマシだと感じることもありました。
この時、私はどうしても担当者のK.Kさんと合わなかったので、担当者を変更してもらうようにお願いしました。
すると、お願いした翌日には対応してくれて、すぐに担当者を変更してもらうことができました。
担当者が合わなかった点は不満に感じた点ですが、担当者が合わなかった時に、すぐに担当者を変更してくれる柔軟な対応は、リクルートエージェントを利用して良かった点です。
担当者を変更してもらうことは少し気まずいですが、リクルートエージェントはメール連絡で担当者を変更してもらうことができます。
転職エージェントを利用する時には担当者との相性はとても大切で、転職活動の成否にも大きく影響します。
担当者と合わない時は、遠慮せずに変更してもらうようにしましょう。
リクルートエージェントの担当者変更は、こちらからできます → 問い合わせ
3.面接対策に強い
リクルートエージェントを利用して良かった3点目は「面接対策の強さ」です。
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーによる模擬面接も行なっていますが、都内で毎日開催されている「面接力向上セミナー」がとても有効な面接対策になりました。
面接力向上セミナーは、セミナーを受講した人の面接通過率が35%UPし、受講者の99%がセミナーの内容を「大変満足」「満足」と回答している、セミナーの受講効果と満足度が高いセミナーとなっています。
セミナー内容が面接をする意味から面接本番の具体的な行動まで、面接をトータルに考えるセミナーとなっていました。
セミナーを受講することで、面接前の準備から面接本番で注意すべきことが具体的に分かるだけでなく、面接に臨む意識そのものを変えることができました。
もう面接は怖くない!?リクルートエージェントの面接力向上セミナーに行ってきました! |
このように、リクルートエージェントでは、模擬面接やセミナー受講を通して、面接対策に取り組むことができます。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
これら3つのポイントによって「自分が納得できる転職」ができるため、リクルートエージェントがオススメの転職エージェントになります。
リクルートエージェントを利用する時の主な流れは、次のようになります。
リクルートエージェントを利用するためには、まず無料登録をする必要がありますが、登録はほとんどが選択方式となるため、5分ほどあれば多くの方が登録を終えることができます。
この5分間の手間をかけるだけで、16万件以上のライバルの少ない求人の中から自分に合った求人を紹介してもらえるようになり、面接対策も強化することができます。
登録時に入力する項目と手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。
入力項目は同じですが、スマートフォン用のスライドも作成しましたので、参考にして下さい。
パソコン用
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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
スマートフォン用
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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
全ての項目を入力すれば、登録完了となります。
登録後は担当者から連絡がありますので、面談日を決めた後は「面談」「求人紹介」と転職サポートが進んでいきます。
※転職エージェントを利用したからといって、必ず転職をする必要はありません。
あなたが納得できる求人を紹介してもらった時のみ「応募」「面接」と進めば問題ありません。
転職エージェントを利用することで、転職前に転職先企業の内側を知ることができるため、転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
しかし、どんなにいい転職エージェントを利用しても、転職するのはあなた自身です。
「1年後や3年後にどのような自分になっていたいのか」という、未来の自分の姿を想像しながら、自分が今やるべきことを考えてみて下さい。
転職エージェントをうまく利用しながら、あなたが自分らしく働ける仕事に出会えることを願っています。