【転職のやり方が分からない人必見!】転職活動の流れに沿って求人探しから退職までの手順を詳しく紹介

管理人ミチオ
「転職をしたいけど、やり方が分からないから何をすればいいのか分からない」

このような悩みを抱えている人はいないでしょうか?

この記事では、転職のやり方を転職活動の流れに沿って詳しく紹介していきます。

転職はしたくても、転職のやり方が分からないことで最初の一歩が踏み出せない人は、ぜひ参考にして下さい。

目次

転職のやり方 〜スタート篇〜

このスタート篇では、転職活動がどのような流れで進んでいくのかを確認した上で、具体的な転職方法と転職のタイミングを通して「転職の全体図」を確認していきましょう。

転職活動の手順1:転職の流れを確認

転職活動の流れを大まかに分類すると、下の表のように7つの段階に分けることができます。

転職活動の流れ(平均)
1ヶ月 2ヶ月〜3ヶ月
1.情報収集
2.求人探し
3.応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成
4.求人応募
5.面接
6.内定・退職手続き・退職
7.入社準備・入社
  1. 情報収集
  2. 求人探し
  3. 応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成
  4. 求人応募
  5. 面接
  6. 内定・退職手続き・退職
  7. 入社準備・入社

まずはこの表を通して、どのような流れで転職活動が進んでいくのかを、頭に入れておいて下さい。

転職活動の手順2:転職方法の選択

転職活動の流れを確認した上で、まず最初に考えるべきことに転職方法の選択があります。

転職方法は大きく分けて、次の3つがあります。

  1. ハローワーク
  2. 転職サイト
  3. 転職エージェント

それぞれの転職方法のメリットとデメリットを一言でまとめると、次の表のようになります。

転職方法別のメリット・デメリット
メリット デメリット
ハローワーク 求人数が多い ブラック企業の求人もあり
転職サイト 今から5分後に転職活動が始められる 求人数が少ない
転職エージェント 手厚い転職サポート 転職活動開始まで時間がかかる

それぞれの転職方法を1つずつ確認していきましょう。

ハローワーク

転職方法として、多くの人がまず頭に浮かべるハローワークですが、特徴は何といっても求人の多さにあります。

下のグラフはハローワークの求人と、転職サイトの中で最も求人の多いリクナビネクスト、転職エージェントの中で最も求人の多いリクルートエージェントの、関東1都6県の求人数を比較したものになります。

※2018.2.19

このグラフを見れば分かるように、ハローワークの求人数が圧倒的に多いことが分かります。

またこの求人数の多さは都市部だけでなく、地方においてもその状況は変わりません。

※2018.2.19

上のグラフは日本で人口が最も少ない鳥取県内の求人を比較したものになりますが、地方においてもハローワークの求人数が圧倒的に多くなっていることが分かります。

このように、求人数においては他の転職方法に比べて大きなメリットがあるハローワークですが、ハローワークの求人の中には、求人票に掲載されている求人内容が実際の労働条件と異なる「ブラック企業の求人」が紛れていることがあります。

企業はハローワークに無料で求人を掲載する事ができるため、短期間で人の入れ替えがある企業などは、1年を通してハローワークに求人を掲載している企業もあります。

ハローワークの求人票の内容と、実際の労働条件などが異なっていることはメディアにも取り上げられ、問題にもなっています。

これに対し、ハローワーク側(厚生労働省)も「ハローワーク求人ホットライン」の開設など、ブラック企業のの問題解決に向けて対応を進めていますが、動画にもあるように簡単には解決できない問題となっています。

厚生労働省 ハローワーク求人 ホットラインより

求人内容と実際の労働条件が異なる問題はハローワークに限ったことではありませんが、ハローワークの求人には求人掲載が無料で出来るシステムから、他の転職方法に比べてブラック企業の求人が多いことを頭に入れておく必要があります。

転職サイト

今では多くの人が利用している転職サイトですが、とにかく気軽に転職活動を始められる事が大きな特徴になります。

サイトを開けばすぐに求人を探せることはもちろん、ハローワークのように出かけることなく企業への応募、面接と、全ての転職活動を自分のペースで進める事ができます。

そのため、今すぐ転職したい人にはおすすめの転職方法になりますが、先ほどハローワークと求人数を比較したグラフでも分かるように、求人数が少ない事がデメリットになります。

転職エージェント

転職エージェントは自分で求人を探さず、転職の専門家であるキャリアアドバイザーがあなたに代わって求人を探してくれる転職方法になります。

キャリアアドバイザーと面談を行い、自分の転職希望を伝えた後は、キャリアアドバイザーがあなたの希望に合った求人を探してくれます。

そのため、面談後は自動的に転職活動が進んでいくことになり、仕事が忙しい人も在職中から転職活動を進めることができます。

また、転職エージェントは求人を探してくれる以外にも、履歴書や職務経歴書の添削や模擬面接による面接対策、面接日の日程調整など、様々な転職サポートを受ける事ができます。

これらの転職サポートを全て無料で受けられるため、利用する価値はかなり高いですが、転職サポートを受けるためには最初に面談をする必要があるため、転職活動を始めるまでに時間がかかることがデメリットになります。

転職活動の手順3:転職のタイミングを確認

転職するタイミングは「在職中」と「退職後」の2つに分けることができます。

転職するタイミングのメリットとデメリットは、それぞれ次のようになります。

転職のタイミングによるメリット・デメリット
メリット デメリット
在職中 生活の心配がない 転職活動をする時間がない
退職後 転職活動に専念できる 転職先が決まるまでの経済的不安

それぞれメリットとデメリットがあり、一概にどちらがいいのか判断することは難しいですが、可能な限り在職中に転職活動することをおすすめします。

実際に私はどちらのタイミングでも転職活動をした経験がありますが、退職後の転職は大きなプレッシャーの中で転職活動を進めていくことになります。

退職後、無職の状態で転職先が決まらない時のプレッシャーは想像以上に大きなもので、何としても転職先を決めたい気持ちが日に日に大きくなっていきます。

このプレッシャーをいい方向に生かせる人は問題ありませんが、私は精神的に弱い部分があるため、このプレッシャーから当初の転職希望を妥協し、転職先を決めることを優先してしまいました。

その結果、転職先を決めることはできたものの、働く中で妥協した点に対する不満が溜まっていき、短期間のうちに転職を繰り返すことになりました。

このように、退職後に転職活動をする場合は転職先を決めたいプレッシャーから思うような転職活動ができないこともあります。

そのため、可能な限り在職中から転職活動を始めていき、転職先を決めてから退職することをおすすめします。

管理人ミチオ
ただし、現在の職場で働く事が大きなストレスとなり体調を崩し始めている人は、すぐに退職をして、退職後に転職活動を始めることも選択肢に入れて下さい。

何はともあれ、健康を損なうことだけは避けて下さい。

今すぐ転職したいあなた!自分が納得できる転職にするための3つのポイント

転職のやり方 〜行動篇(転職方法別)〜

転職活動の流れや転職方法、転職のタイミングをスタート篇で確認した後は、実際に転職活動を始めていきましょう。

それぞれの転職方法ごとに、転職活動の進め方を紹介していきます。

ハローワーク

  1. 情報収集
  2. 求人探し
  3. 応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成
  4. 求人応募
  5. 面接
  6. 内定・退職手続き・退職
  7. 入社準備・入社

ハローワークでは施設で転職相談をすることはできますが、基本的に1〜7まで全ての転職活動を自分で進めていくことになります。

現在、ハローワークではネットからも求人を探すことができるため、自宅で転職活動を進める事もできます。

ネットでハローワークの求人を探す人はこちらハローワークインターネットサービス

しかし、求人へ応募するためにはハローワークへ行き「紹介状」をもらう必要があるため、最低1度は最寄りのハローワークへ行く必要があります。

最寄りのハローワークはこちらで探して下さい→全国ハローワークの所在案内

転職サイト

  1. 情報収集
  2. 求人探し
  3. 応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成
  4. 求人応募
  5. 面接
  6. 内定・退職手続き・退職
  7. 入社準備・入社

転職サイトでは、面接以外の転職活動を全て自宅で行うことができます。

そのため、今見ているサイトの横に転職サイトを開けば今すぐに転職活動を始めることができ、求人探しから応募まで一気に転職活動を進めることができます。

転職サイトには様々な転職サイトがありますが、転職者の8割が利用し、転職決定数が最も多いリクナビネクストを利用しておけば間違いありません。

「リクナビネクストHP」より

リクナビネクストはハローワークのように転職で困った時に相談することはできませんが、スマホで簡単に転職活動ができる「アプリ」や、18個の強みの中から自分の強みが分かる「グッドポイント診断」など、様々な転職サポート機能を全て無料で利用することができます。

リクナビネクストで今すぐ求人を探すことはできますが、求人へ応募するには5分で完了する無料登録が必要になります。

興味のある人は、下の公式サイトから無料登録後に利用してみて下さい。

公式サイト:リクナビネクストで求人を探す(無料登録)

転職エージェント

  1. 情報収集
  2. 求人探し
  3. 応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成
  4. 求人応募
  5. 面接
  6. 内定・退職手続き・退職
  7. 入社準備・入社

転職エージェントでは、1〜7の全てにサポートを受けながら転職活動を進める事ができます。

また、転職エージェントには先ほど求人を比較したグラフで見てもらったように、非公開求人があります。

この非公開求人は、転職エージェントに登録しなければ見る事ができないため、一般の人は見ることができないライバルの少ない求人となります。

そのため、転職エージェントを利用することで、転職サポートを受けられるだけでなく、非公開求人を通して有利に転職活動を進めることができます。

転職エージェントは全国に1,800もの数がありますが、転職エージェントの中で求人数が最も多く、転職成功実績が最も多いリクルートエージェントを利用しておけば間違いありません。

リクルートエージェントは、先ほど見たようにハローワークと比べると求人数が少なっていますが、他の大手転職エージェント比べると、求人数が圧倒的に多くなっています。

※2018.1.13時点

また、求人内容を見ると求人の約8割が非公開求人となっているため、リクルートエージェントを利用することで、16万件以上のライバルの少ない求人をチェックすることができます。

また、リクルートエージェントは転職サポートの中でも、多くの人が苦手にする面接対策に力を入れています。

リクルートエージェントの主な面接対策には「キャリアアドバイザーとの模擬面接」「セミナー」の2つがあります。

模擬面接では、面接本番の雰囲気の中でシミュレーションをすることができ、担当者から具体的なアドバイスをもらうこともできます。

また、面接対策のセミナーとして、都内では毎日開催されている「面接力向上セミナー」があります。

面接力向上セミナーは、セミナーを受講した人の面接通過率が35%UPし、受講者の99%がセミナーの内容を「大変満足」「満足」と回答している、セミナーの受講効果と満足度が高いセミナーとなっています。

※「リクルートエージェント 公式HP」より

セミナー内容が面接をする意味から面接本番の具体的な行動まで、面接をトータルに考えるセミナーとなっていました。

セミナーを受講することで、面接前の準備から面接本番で注意すべきことが具体的に分かるだけでなく、面接に臨む意識そのものを変えることができました。

もう面接は怖くない!?リクルートエージェントの面接力向上セミナーに行ってきました!

このように、リクルートエージェントでは、模擬面接やセミナー受講を通して、面接対策に取り組むことができます。

 

リクルートエージェントを利用する時の主な流れは、次のようになります。

「リクルートエージェント HP」より

リクルートエージェントを利用するためには、まず無料会員登録をする必要がありますが、登録はほとんどが選択方式となるため、5分ほどあれば多くの方が登録を終えることができます。

この5分間の手間をかけるだけで、先ほどの「面接力向上セミナー」にも参加できるようになり、16万件以上のライバルの少ない求人の中から自分に合った求人を紹介してもらえるようになります。

登録時に入力する項目と手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。

入力項目は同じですが、スマートフォン用のスライドも作成しましたので、参考にして下さい。

パソコン用

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※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。

スマートフォン用

[metaslider id=”8525″]

※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。

リクルートエージェント登録時の入力項目
転職希望
  • 転職希望時期
  • 希望勤務地
  • 現在の職種
  • 現在の年収
  • メールアドレス
プロフィール・職務経歴
  • 氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • 最終学歴
  • 経験社数
  • 現在の就労状況
  • 業種
  • 現在、直近の勤務先
  • 雇用形態
  • 在職期間
  • 英語力
  • 海外赴任経験

全ての項目を入力すれば、登録完了となります。

登録後は担当者から連絡がありますので、面談日を決めた後は「面談」「求人紹介」と転職サポートが進んでいきます。

管理人ミチオ
転職エージェントを利用したからといって、必ず転職をする必要はありません。あなたが納得できる求人を紹介してもらった時のみ「応募」「面接」と進むようにしましょう。

公式サイト:リクルートエージェントを利用する(無料登録)

転職のやり方 〜熟考篇〜

最後に、転職のやり方が分からず最初の一歩が踏み出せなかった人は、次の点も頭に入れながら転職活動を進めてみて下さい。

転職活動 ≠ 転職しなければいけない

様々な転職方法があり、どの方法で転職活動を進めていけばいいのか迷ってしまう人もいますが、転職活動をやったからといって必ず転職をする必要はありません。

転職活動と聞くと、何としても転職しなければいけないと、身構えてしまう人も多くいます。

しかし、求人探しから応募書類の作成、面接と、転職活動が進んでいく中で、自分が思うような企業に出会えない時には無理に転職をする必要はありません。

転職活動をした上で「転職職をしない」という選択をする事も、転職活動の1つです。

転職活動 ≠ 転職をしなければいけない

このことを頭の片隅にいれながら、転職活動を始めてみて下さい。

まとめ

転職のやり方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「これをやれば必ず転職できる」という魔法のような転職方法はありませんが、転職活動の流れを理解した上で、自分に合った方法で転職活動を進めることが大切になります。

転職を通して、あなたが今より自分らしく働けるようになることを願っています。

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