「あの人は仕事に対するモチベーションが高いよね」
今では普通に使われている言葉ですが、このモチベーションによって仕事に対する取り組み方が大きく変わることも。
今の仕事でモチベーションが上がらないという人は是非この記事を読んでみてください。
この記事を読んで少しでも仕事に対するモチベーションが上がればうれしく思います。
そもそも仕事のモチベーションって何なの?
- 「今日は仕事のモチベーションが上がらないんだよね」
- 「〇〇さんは仕事に対するモチベーションが高いよね」
当たり前のように使われている「モチベーション」という言葉ですが、モチベーションとはそもそも何なのでしょうか?
人が何かをする際の動機づけや目的意識。
「―を与える」
▷ motivation
wikipediaより
このようにモチベーションとは「動機づけ」や「目的意識」という意味で、
仕事をする際の動機づけや目的意識としてモチベーションが使われています。
仕事でモチベーションが上がらないのはどうして?
それではも仕事でモチベーションが上がらないのはどうしてなのでしょうか?
先ほど意味を確認したように、モチベーションは何かをする際の動機づけや目的意識です。
そのため仕事をやるための動機づけや仕事の目的がないとモチベーションを上げることが難しくなります。
今あなたは何のために仕事をしているのでしょうか?
「ひとまず生活をするため」
「大学を卒業してみんなが就職したから自分も何となく同じように」
「やりたいことがないし、プー太郎でいるわけにもいかないから」
仕事をする目的は人それぞれ違いますが、何のために今の仕事をしているのかがはっきりしていない人は仕事のモチベーションも上がらず、何となく日々の仕事をこなしているだけの状態になります。
モチベーションが低い状態で仕事をしているとどうなるの?
それではモチベーションが上がらず低い状態で仕事をしているとどうなるのでしょうか?
仕事がつまらい
同じ仕事をする時でもモチベーションの状態によって仕事の楽しさが変わってきます。
例えばみなさんは次の2通りの言い方で仕事を頼まれた時、どちらがモチベーションを上げながら仕事ををすることができるでしょうか?
- 「この資料を今日中にまとめておいてね」
- 「この資料は明日のお昼頃のプレゼンで使うものだから今日中にまとめておいてね」
今日中に資料をまとめるという仕事自体はどちらも変わりませんが、ただ資料をまとめる「作業」となるのか、プレゼンで使う資料として考えながら「仕事」をするのかで取り組み方も変わってきます。
何のための資料か目的がわからず資料をまとめていると、ただ資料をまとめるだけの受け身の作業になってしまいます。
一方、プレゼンで使う資料と分かっていれば少しでも見やすいように自分で考えながら工夫することもできますし、仕事をするときにもモチベーションが自然と上がることになります。
人間、やはりやらされていると感じながらやる仕事よりも自分からやっている仕事の方が楽しく感じるもの。
モチベーションが低い状態で仕事をすることにより、仕事がつまらなく感じることがあります。
仕事のミスが増える
モチベーションが低い状態で仕事に取り組んでいると仕事のミスが多くなることも。
今やっている仕事の目的がっきりせず、目の前の任された仕事をただやっている状態となるため、モチベーションが高く自分で考えながら仕事をしている人に比べてミスをすることも多くなります。
仕事でモチベーションを上げるためには?
それではモチベーションを上げて仕事をするためにはどうすればいいのでしょうか?
仕事の目的をはっきりさせる
モチベーションのそもそもの意味を考え、今やっている仕事の意味や目的を考えることでモチベーションを上げることができます。
日々やっている仕事の目的を考えることも大切ですが、それ以上に何のために今の仕事をしているのかを考えることが大切です。
今の仕事をやっている目的がはっきりしていない人は期限を決めて今できることから考えていくことをお勧めします。
- 毎月〇〇万円貯金して、1年後に家族と一緒にハワイ旅行に行く
- 今の職場で働きながらコンサルの技術を身につけ、1年後に独立する
このように働く目的はあなたの好きなこと、やりたいことなら何でもよく、やっていて難しいと感じたらそのときにまた考え直せばいいだけのことです。
今モチベーションが低い状態で働き続け何も行動しないことが1番の問題です。
今からできることを考え、少しづつでもいいので行動していきましょう。
どうしてもモチベーションが上がらない時は?
仕事の目的をはっきりさせて働いてもどうしてもモチベーションが上がらないことも。
そんな時は今やっている仕事があなたに合っていないためモチベーションが上がらない場合もあります。
「仕事を長く続けていればその仕事のいいところも見えてくる」
そんなことを言われた方もいるかもしれません。
でも本当にそうでしょうか?
運動が得意な人もいれば苦手な人も。
運動は苦手でも料理は得意な人も。
やはり人それぞれ得意不得意なものがあります。
同じように、仕事にもその人に合ったものが必ずあります。
みんなと一緒に協力しながら進めていく仕事もあれば、1人で黙々と進めていく仕事も。
これはどちらの仕事がいいという話ではありません。
その人に合った仕事をすることが大切
ということです。
人前で話したりみんなと一緒に何かをすることが苦手な人が、人前で話す機会の多い広報の仕事やみんなと調整しながら仕事を進めていく企画の仕事をした場合、その人にとって仕事は苦痛なものになりモチベーションを上げながら働くことも難しくなります。
事務や何かのものづくり、工場での作業などコツコツと取り組める仕事をすることでその人はモチベーションを上げながら働くことができるかもしれません。
でもある人はこんなことを言うかもしれません。
「自分が得意ではないことに挑戦することで成長できるし、仕事なんだから当然楽しいことばかりじゃない」
でも自分が楽しいと感じる仕事ではより自分が成長するこもできますし、何より仕事を嫌いと感じながら働くより楽しいと思いながら働ける仕事の方がいいと思いませんか?
仕事自体を嫌いになることがいちばんの問題です。
あなたは「仕事」が嫌いなのではなく「今の仕事が嫌い」なだけかもしれません。
あなたにとっていい仕事に出会えることを願っています。