皆さんもこんな気持ちになることはないでしょうか?
仕事をしていると不安に感じることもたくさんあります。
またこの不安な気持ちは一度出てくるとなかなか消えないという厄介な特徴も、、、、。
この不安な気持ちは木っ端微塵に形がなくなるまで壊さなければいけないものなのでしょうか?
明日の仕事に不安を感じている方や不安な気持ちをどうすればいいのか分からずに悩んでいる方は是非この記事を読んでみてください。
完全にあなたの不安な気持ちは無くならないかもしれませんが、少しでも不安な気持ちが小さくなれば嬉しく思います。
仕事は不安なことがいっぱい。仕事で不安に感じることは?
仕事をやっていると色々と不安に感じることも。仕事のどんなことに不安を感じるのでしょうか?
仕事がうまくいかない
仕事と一言でいっても自分が得意な仕事からあまりやりたくない仕事まで様々な種類の仕事があります。
仕事をやっていると自分の思い通りに仕事が進まないことや、思ってもみなかった結果が出ることに不安を感じることも。
不安を感じながら仕事をしていると、仕事が思い通りにいかずにさらに不安な気持ちになるなど、不安な気持ちを原因に悪い結果が繰り返されてしまうことがあります。
職場の人間関係
仕事自体の不安はもちろんのこと、仕事をする職場の人間関係に不安を感じる人も少なくありません。
仕事は自分でやり方を変えたり工夫することでうまくいくこともありますが、人間関係は自分だけの問題ではなく相手があるもの。
「なんかあの人とうまくいかないんだよなー」
そんな不安な気持ちを持ちながら仕事をすることも辛いですが、
「もうあの人と仕事をやるのは無理!大っ嫌い!」
ここまでの状況にいなってしまうと仕事をやる上での不安を通り越えて、その人と一緒に仕事をすること自体が難しくなってしまいます。
人間関係の不安は怒りや憎しみなど形を大きく変えてしまうことがあるので、注意が必要です。
自信がない
自信がないと仕事をする時にも不安な気持ちになります。
「もしこの仕事ができなかったらどうしよう」
「もしこの仕事に失敗したらどうしよう」
何か仕事を始めようとしたり頼まれたりした時もこんな気持ちで頭がいっぱいになることも。
「やってみなくちゃ分からないじゃん。やる前から色々考えたってしょうがないよ」
そんなことを言われても、当の本人はそれどころじゃありません。
「そんな簡単に不安がなくなったら苦労しないよ、、、、」
自信がないことで仕事の不安を感じることをが多くなるだけでなく、精神的に疲れることも多くなります。
理由はわかならないが何となく不安
自信がないことと少し重なる部分もありますが、理由がよく分からないけれど何となく仕事をするのに不安を感じることがあります。
一見、大したことではなように思われますが、これが意外と厄介な不安である場合も。
不安の原因が人間関係や自信がないことなど自分で分かっていればまだいいのですが、何が不安なのかも分からないことに対してさらに不安になることに。
不安の原因を突き止めるまでは不安な状態で仕事をすることになり、仕事をする上で支障をきたすこともあります。
不安な気持ちで仕事をしていると、、、、
このように仕事をする時に人間関係や自信のなさ、果ては何だか原因がよく分からない不安まで様々な不安の中で仕事をすることになります。
そんな不安な状態で仕事をするとどうなってしまうのでしょうか?
仕事がうまくいかない
このように様々な不安の中で仕事をしても仕事がうまくいかないことが多くあります。
「仕事は仕事、そんな不安を理由に仕事がうまくいかないようでは困りますよ!」
そんなこと言われても困りますよね。
「そんなにうまく不安と向き合うことができれば、こんな不安をいつまでも抱えていないよ!」
自分の中でうまく不安と向き合うことができる人はいいのですが、不安とうまく向き合えない人もいます。
職場で人間関係の不安を抱えている人はその人と同じ空間で働くことすら辛いと感じることも。
こんな状況で仕事をうまく進めるにはいつもより10倍も20倍も神経を使いながら働かなければならず、仕事が終わったあとはもうグッタリ。
仕事をする上で何かの不安を抱えているとその不安と仕事の両方に向い会う必要があり、仕事がうまくいかないことがあります。
体調を崩す
不安を抱えながら働くことで仕事がうまくいかないことがありますが、仕事がうまくいかないことそのものがまた不安になってしまうことも。
何か不安を抱えている時は不安が不安を呼ぶのか、不思議と様々な不安が重なることに。
職場では人間関係の不安や仕事上の不安を抱え、家に帰っても何だか原因の分からない不安な気持ちになり、、、、もう不安だらけです。
なんども言いますが、不安とうまく向き合える人は問題ありません。
「こんな不安なんでもない!どんとこい!」
頼もしいですよね。
でも私のように不安なことがあるともう頭の中が不安でいっぱいになり、どうしていいのか分からなくなってしまう人は要注意です。
不安を抱えて悩んでいるうちはいいですが、体や精神面に異常をきたすことも。
私は仕事の人間関係で不安を抱えることが多く、社会人になってから14回の転職を繰り返してきましたが、ある朝仕事に行こうと起き上がろうとした時、体が思うように動かないことがありました。
その日は仕事を休みましたが、その後も会社の近くまでは行けるのに会社近くに行くと変な汗が体中から出てきてどうしても会社に入ることができないことも。
「わがままなガキみたいなことを」
と思われる方もいるかもしれませんが、当時の私は自分が本当に情けなく、このまま消えてしまいたいと思ったことも何度かありました。
不安の1つ1つは大したことがなくても、複数の不安を抱えることで体調を壊し仕事をすることが難しくなることもあるので注意が必要です。
※その後、その会社を辞めて半年間の休職期間を経て、転職した新しい会社では普通に働けるようになりました。
仕事での不安な気持ちを打ち消すのではなく、うまく付き合うためには
体の異常や会社に行けなくなってしまうこともある怖い仕事の不安ですが、どのようにこの怖い仕事の不安と向き合っていけばいいのでしょうか?
仕事で不安を感じることは当たり前
私の会社に行けなくなった話を聞いて
「どこか甘えているんだよね」
「誰だって不安を抱えながら仕事をしているんだよ」
そんなことを思う方もいるかもしれません。
実際、多くの人は多かれ少なかれ何かしらの不安を抱えながら仕事をしています。
「不安?そんなの気合いで全部ぶっ倒すだけですよ!」
そんな鼻息の荒い頼もしい人も仕事の不安が全くないかといえば、きっと何かしらの不安を抱えながら仕事をしているはずです。
「自分だけでなく、誰でも何かしら仕事の不安を抱えながら働いている」
こう考えると少し気持ちが楽になりませんか?
度々私の話で申し訳ないのですが、私がある通信販売会社で経理をしていた時の話です。
私と一緒に働いていた同僚の方で、とても社交的な方がいました。
いつもニコニコして誰とでも仲良くなることができ、新しく入ってきた人ともすぐに打ち解けて気づいたら仲良くなっている。
私はどちらかというか完全に1人でいることが好きなタイプで、人間関係を築くのも大の苦手。
その同僚の方をすごいなーと感じる一方、どこかで自分ができないことをやっていることに対しての嫉妬心からか、何となく
「へっ、どうせ自分はああやって生きていくことはできないよ」
と斜に構えながらその人のことを見ていました。
(この文章を書いていて思ったのですが、私って嫌なやつですね。あっ、でも基本的に今の私は昔の私とそんなに変わっていません、はい。)
ある時、たまたまその人と一緒に仕事で外出する機会があり、半日ほど一緒に過ごすことがありました。
そんな斜に構えていた私なので、その同僚と一緒に出かけることが嫌だったのですが、私も一応社会人をしていたので子供のようにわがままを言うこともなく一緒にに出かけました。(偉い!)
特に話すこともなかったのですが、挨拶代わりにその人の普段の社交的な感じや、いつも笑顔でいることを何となくすごいですよねーと褒めると、結構真剣な顔で
「そんなこともないんですよ」
との返事。
話を聞くと、その同僚も1人でいることが一番好きで、話さなくてもいいならずっと1人でいたいタイプ。
そのため普段もかなり無理をしてみんなと話したりしているので、家に帰ると本当に疲れて何もやる気が起きないとのこと。
私のようにいつもマイペースに淡々と仕事をしているのが羨ましいと、同僚の彼は思っていたようです。
私のことを羨ましいと言ったのは褒め言葉ではなく半分冗談と皮肉を言っただけで、その後仲良くなったその同僚とよく笑いながら当時のことを話します。
一見、社交的で何の不安も感じていないと思っていた彼が、自分と同じように1人でいることが大好きな根暗?なタイプで、いつも頑張って笑いながら仕事をしていたことを知り大きなショックを受けました。
彼のように無理をして周りに合わせながら働くことの是非はともかくとして、彼が人間関係に大きな不安を抱えながらもそれを表には出さずに努力してみんなと一緒に楽しく仕事をしていたことに何だか胸を打たれて、自分も少し彼を見習わなければと感じた話です。
長々と私の話をしてしまいましたが、一見すると仕事で何の不安も感じていないような人も、少し中を掘り下げてみると様々な不安を抱えながら仕事をしているということです。
仕事をすることはやはり大変なことです。
人間関係や仕事がうまくいかないなど仕事をして行けば様々な不安を抱えるもの。
しかし、仕事で不安があることが問題なのではなく、その不安とどう向き合っていくのかが問題なんですね。
自分が今どんな不安を抱えているのかをしっかりと自覚しつつ、仕事の不安をみんなが抱えながら働いていることを考えて少し肩の力を抜きながら働いてみてください。
この記事を読み終えて、あなたが明日の仕事に感じていた不安が少しでも小さくなっていることを願っています。
※もうその通信販売の会社はこの転職サイトを使い辞めてしまいましたが、今でも根暗な?彼との付き合いは続いています。