このような悩みを抱えている人はいないでしょうか?
この記事では、転職先を選ぶ時の決め手を通して、転職活動で失敗しないためのポイントを紹介しています。
転職先を選ぶ時の決め手が分からず、転職活動が思うように進んでいない人はぜひ参考にして下さい。
みんなが転職先を選ぶ時の決め手とは?
転職先を選ぶ時の決め手は転職者によって違いますが、実際に転職をした人は、どのような理由によって転職先を決めているのでしょうか?
下の表1は転職先を選んだ決め手を表したものになりますが、最も多くの人が「前職より給与が上がったから 21.8%」と、給与が転職の決め手になっていることが分かります。
転職先を選んだ理由(表1) |
||
1 | 前職より給与が上がったから | 21.8% |
2 | 希望の仕事だったから | 12.4% |
3 | 希望の勤務地だったから | 8.8% |
4 | 土日に休める環境だったから | 8.5% |
5 | 経験・スキルが生かせる仕事だと感じたから | 7.5% |
6 | 前職より労働時間が短かったから | 6.3% |
7 | 適正な評価が得られる環境だと感じたから | 5.5% |
8 | 希望の業界だったから | 5.5% |
9 | 休日休暇が安定して取れる環境だと感じたから | 5.4% |
10 | 自身が成長できる環境だと感じたから | 4.1% |
(マイナビ転職 2017年最新版「転職先を選んだ理由&転職後の満足度 」徹底調査)のデータをも元に作成
2位の「希望の仕事だったから 12.4%」に比べて約2倍の開きがあり、転職の決め手として仕事内容よりも労働条件が優先されていることが分かります。
転職後に満足した決め手と、不満が残る決め手
多くの人が労働条件を転職の決め手にしていることが分かりました。
しかし、転職で大切なことは転職することではなく、転職後に自分が満足して働けるのかが大切になります。
下の表2は、転職の決め手ごとに転職後の仕事に対する満足度を表したものになります。
転職先を選んだ理由別満足度(表2) |
(表1)ランク比較 | ||
1 | 成長力のある分野だと感じたから | 62.5% | ランク外UP |
2 | 社風に魅力を感じたから | 61.5% | ランク外UP |
3 | 適正な評価が得られる環境だと感じたから | 53% | +4 |
4 | 自身が成長できる環境だと感じたから | 51% | +6 |
5 | 会社業績・安定性に魅力を感じたから | 50% | ランク外UP |
5 | 前職より労働時間が短かったから | 50% | = |
7 | 前職より給与が上がったから | 49.6% | -6 |
8 | 社員の人柄や能力に引かれたから | 47.6% | ランク外UP |
9 | 希望の仕事だったから | 46.3% | -7 |
10 | 経験・スキルが生かせる仕事だと感じたから | 45.6% | -5 |
(マイナビ転職 2017年最新版「転職先を選んだ理由&転職後の満足度 」徹底調査)のデータをも元に作成
注目したいのは、転職先を選んだ決め手にはランクインしなかった4つの項目が、満足度のランキングにはランク外から入っています。
「成長力のある分野だと感じたから 62.5%」は、転職後に実際働き始めて最も満足度が高い転職の決め手になりますが、ほとんどの人が転職する時の決め手にはしていませんでした。
また、転職する時の決め手ではトップにランクインしていた「前職より給与が上がったから 21.8%」は、満足度のランキングで見ると7位に後退しており、同じく3位の「希望の勤務地だったから 8.8%」は、満足度ではトップ10圏外にランクダウンしています。
この結果から、転職の決め手としては労働条件が重視されていたものの、実際に働き始めてみると、労働条件以上に事業内容や職場の人間関係など、労働環境が仕事の満足度に大きく影響していることが分かります。
転職先の決め手で転職活動を失敗しないためのポイント
これまで転職先を選ぶ時の決め手と、実際に転職した後に満足度の高い決め手を確認・比較してきました。
これらの結果から、どのような決め手で転職先を選ぶことにより、転職の失敗を防ぐことができるのでしょうか?
転職前後のギャップを減らす
転職後の満足度が高かった転職の決め手は、転職前に分かる給与や勤務地などの労働条件ではなく、転職前には分かりにくい職場の雰囲気や人間関係といった労働環境が上位を占めていました。
そのため、転職後に自分が満足できる転職をするためには、転職前に転職先企業の労働環境について詳しく調べる必要があります。
しかし、転職先の職場の雰囲気や人間関係などの労働環境は実際に働き始めるまでは知ることが難しく、転職後に初めて分かることも少なくありません。
そのため、転職前後のギャップにより転職を失敗する人や、転職自体を後悔する人も少なくありません。
このように、1人で転職活動をする時には転職先の労働環境を知ることにも限界があるため、転職エージェントを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントは、転職者のあなたと企業の間に入って、転職活動のサポートをしてくれる転職サービスになります。
転職エージェントを利用するメリットとデメリットには、大きく分けると次のようなものがあります。
転職エージェントのメリット・デメリット | |
メリット |
|
デメリット |
|
転職エージェントを利用することで、あなたが日中仕事をしている間に、転職エージェントが希望条件に合った求人を探してくれます。
そのため、あなたが疲れて家に帰り、求人探しができなかった時や、休日にまとめてやろうと思っていた応募書類の作成ができない場合でも、転職エージェントによって自動的に転職活動が進んでいくことになります。
また、1人で転職活動をする時には知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先の生の情報を、転職エージェントを通して転職前に知ることができます。
そのため、転職エージェントを利用することで、転職前後のギャップが小さくなり、転職の失敗を防ぐことができます。
しかし、一口に転職エージェントと言っても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国には約18,000もの転職エージェントがあります。
そのため、全く同じ求人を紹介された場合でも、ある転職エージェントでは人事部長から始まる面接も、別の転職エージェントではいきなり社長面接から始められるなど、利用する転職エージェントによって受けられる転職サポートの内容や質も大きく異なります。
様々な転職エージェントがある中、私が14回の転職で実際に利用しておすすめする転職エージェントはリクルートエージェントになります。
他の転職エージェントに比べてリクルートエージェントが良かった点は、次の3点になります。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
1.求人数・転職成功実績の多さ
リクルートエージェントは、他の大手転職エージェントに比べて求人数が圧倒的に多くなっています。
下のグラフは大手転職エージェントの求人数を比較したものになりますが、リクルートエージェントの求人数が圧倒的に多くなっています。
多くの求人の中から紹介してもらうことで、自分が希望する求人に出会える確率が高まり、転職成功の可能性も高くなります。
その証拠として、リクルートエージェントは現在までに40万人以上の転職者を転職成功に導いています。
また、求人数比較のグラフ内容を見ると、非公開求人が求人全体の約80%を占めています。
この非公開求人はその名の通り、一般の転職サイトには公開されていない非公開の求人となります。
企業が求人を非公開にする主な理由には、次のようなものがあります。
- 急な退職者など、すぐに人材が必要な場合
- 会社の事業戦略に関わるようなピンポイントの人材が欲しい場合
- 大量の応募者による採用手続きの手間を避けたい場合
- 採用活動を知られたくない場合
このように、非公開で求人を募集することにより、ピンポイントの人材募集や採用活動の効率化など、企業側には様々なメリットがあります。
そのため、非公開求人は求人数も多く、条件のいい求人も数多く存在します。
さらに、非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ見ることができないため、誰もが見られる公開求人と比べてライバルの少ない求人の中から、自分に合った求人を紹介してもうらことができます。
2.担当者の変更が柔軟
リクルートエージェントは合計すると2回利用しましたが、最初に利用した時の担当者(O.Hさん)は転職者目線で、本当に細かい点まで転職サポートしてくれました。
なぜ転職するのかといった転職動機の確認に始まり、今度の転職で実現したいことの確認から、面接対策・応募書類対策といった具体的なアドバイスまで、一緒に転職活動を進めている感覚を持ちながら、転職サポートをしてもらうことができました。
しかし、2回目に利用した時の担当者(K.Kさん)は、全ての対応が事務的な方でした。
担当者のK.Kさんは、転職者であるこちらの転職希望も十分に聞かず「ただ求人を紹介するだけ」という転職サポートで、淡々と求人を紹介されるだけでした。
正直、自分1人で仕事を探した方がマシだと感じることもありました。
この時、私はどうしても担当者のK.Kさんと合わなかったので、担当者を変更してもらうようにお願いしました。
すると、お願いした翌日には対応してくれて、すぐに担当者を変更してもらうことができました。
担当者が合わなかった点は不満に感じた点ですが、担当者が合わなかった時に、すぐに担当者を変更してくれる柔軟な対応は、リクルートエージェントを利用して良かった点です。
担当者を変更してもらうことは少し気まずいですが、リクルートエージェントはメール連絡で担当者を変更してもらうことができます。
転職エージェントを利用する時には担当者との相性はとても大切で、転職活動の成否にも大きく影響します。
担当者と合わない時は、遠慮せずに変更してもらうようにしましょう。
リクルートエージェントの担当者変更は、こちらからできます → 問い合わせ
3.面接対策に強い
リクルートエージェントを利用して良かった3点目は「面接対策の強さ」です。
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーによる模擬面接も行なっていますが、都内で毎日開催されている「面接力向上セミナー」がとても有効な面接対策になりました。
面接力向上セミナーは、セミナーを受講した人の面接通過率が35%UPし、受講者の99%がセミナーの内容を「大変満足」「満足」と回答している、セミナーの受講効果と満足度が高いセミナーとなっています。
セミナー内容が面接をする意味から面接本番の具体的な行動まで、面接をトータルに考えるセミナーとなっていました。
セミナーを受講することで、面接前の準備から面接本番で注意すべきことが具体的に分かるだけでなく、面接に臨む意識そのものを変えることができました。
もう面接は怖くない!?リクルートエージェントの面接力向上セミナーに行ってきました! |
このように、リクルートエージェントでは、模擬面接やセミナー受講を通して、面接対策に取り組むことができます。
- 求人数・転職成功実績の多さ
- 担当者の変更が柔軟
- 面接対策に強い
これら3つのポイントによって「自分が納得できる転職」ができるため、リクルートエージェントがオススメの転職エージェントになります。
リクルートエージェントを利用する時の主な流れは、次のようになります。
リクルートエージェントを利用するためには、まず無料会員登録をする必要がありますが、登録はほとんどが選択方式となるため、5分ほどあれば多くの方が登録を終えることができます。
この5分間の手間をかけるだけで、先ほどの「面接力向上セミナー」にも参加できるようになり、16万件以上のライバルの少ない求人の中から自分に合った求人を紹介してもらえるようになります。
登録時に入力する項目と手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。
入力項目は同じですが、スマートフォン用のスライドも作成しましたので、参考にして下さい。
パソコン用
[metaslider id=”6075″]
※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
スマートフォン用
[metaslider id=”8525″]
※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
リクルートエージェント登録時の入力項目 |
転職希望 |
|
プロフィール・職務経歴 |
|
全ての項目を入力すれば、登録完了となります。
登録後は担当者から連絡がありますので、面談日を決めた後は「面談」「求人紹介」と転職サポートが進んでいきます。
まとめ
転職先を選ぶ時の決め手を通して、転職活動で失敗しないためのポイントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
転職先を選ぶ決め手には様々なものがありましたが、転職後の仕事で高い満足感を得るためには、職場の雰囲気や人間関係といった労働環境が大切なポイントになります。
1人で行う転職活動では知ることが難しい転職先の労働環境ですが、転職エージェントをうまく利用することで、転職前に転職先の労働環境を知ることができます。
しかし、どんなにいい転職エージェントを利用しても、転職するのはあなた自身です。
「1年後や3年後にどのような自分になっていたいのか」という、未来の自分の姿を想像しながら、自分が今やるべきことを考えてみて下さい。
転職エージェントをうまく利用しながら、あなたが自分らしく働ける仕事に出会えることを願っています。