このような悩みを抱えている人はいないでしょうか?
同じ時間、同じ仕事をしていても、アルバイトと正社員ではもらえる給料の額や社会保険の加入など、労働条件に大きな差があります。
この記事では、現在フリーターをやっている人が正社員の仕事へ転職を目指す時、自分に合った求人に出会う方法を紹介しています。
今のフリーター生活に漠然とした不安を感じつつ、正社員の仕事に転職するための一歩が踏み出せない人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
この記事が、あなたが自分らしく働ける正社員の仕事に出会えるきっかけになれば、嬉しく思います。
フリーターの現状とフリーターが直面する問題
フリーターとは?
現在では一般的に使われるようになった「フリーター」ですが、フリーターの定義としては次のような人のことを指しています。
15~34歳で,男性は卒業者,女性は卒業者で未婚の者のうち,
<1>雇用者のうち勤め先における呼称が「パート」か「アルバイト」である者
<2>完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
<3>非労働力人口で家事も通学もしていない「その他」の者のうち,就業内定しておらず,希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者※「内閣府 平成27年版子ども・若者白書 若年無業者、フリーター、ひきこもり」より
フリーターの定義には、現在の就業形態がアルバイト・パートというだけでなく、探している仕事の形態もアルバイト・パートである事が書かれています。
そのため、現在のフリーターからアルバイト・パートの仕事へ転職するのではなく、正社員の仕事へ転職しようとしているあなたは、まさに「フリーターからの脱却」を目指していくことになります。
フリーターの現状
2014年時点の15~34歳のフリーター人口は179万人となっており、過去10年間は170万人〜180万人の間を推移していることが分かります。
近年、働き方の多様化などが取り上げられ、フリーターの数が増えている印象もありましたが、フリーター人口に大きな変化はなく、一定数で推移していることが分かります。
また、15歳〜34歳のフリーター人口が同年齢に占める割合は6.8%となっています。
年齢別に見てみると、15歳〜24歳におけるフリーター人口の割合は近年減少していますが、25歳〜34歳のフリーター人口は逆に増加傾向にあります。
「フリーター」と一言でいっても、年齢により状況が異なっていることが分かります。
フリーターとして働き続けることで直面する問題とは?
フリーターとして働くことで、時間的には自分が希望する働き方を実現しやすい反面、フリーターでいることで直面する問題として賃金格差の問題があります。
下のグラフは、2016年における正規社員と非正規社員の平均年収の割合を、男女別に比較したものになります。
男性・正規職員の場合、年収500〜699万円(22.9%)のピークに向けて、年収が上がれば上がるほど、その割合も高くなっています。
一方、非正規職員の場合は、年収100〜199万円(30.3%)をピークに、年収が上がれば上がるほど、その割合は下がっていくことになります。
男性の正規職員と非正規職員では、平均年収におけるピークの位置に大きな差があり、フリーターなどの非正規職員が経済的に厳しい状況に置かれていることが分かります。
この非正規職員が経済的に厳しい状況に置かれている傾向は、女性の場合はさらに深刻な状況となっています。
女性の非正規職員の平均年収のピークは、男性の非正規職員(100万〜199万円 30.3%)に比べてさらに低い金額(100万円未満 45.1%)となっており、経済的にもより厳しい状況となっています。
このように、フリーターのような非正規職員として働き続けることにより、正社員に比べて経済的に厳しい状況に追い込まれる問題に直面することになります。
本当にフリーターから正社員になれるの?
フリーターの現状や直面する問題について見てきましたが、現在フリーターをやっている人の中には、漠然とした不安を感じつつも、フリーターから正社員へ転職することに高いハードルを感じてしまい、思うように行動できない人もいます。
- 「そもそも、フリーターから正社員になれるの?」
- 「そんな簡単に正社員になれたら苦労しないよ!」
こんな気持ちになっているフリーターの人もいるのではないでしょうか?
そのため、実際にフリーターから正社員の仕事へ転職できるのか、データを通して確認していきましょう。
フリーターから正社員への転職データ
次の2つのデータは、2011年に東京都内に住む20歳~29 歳の男女を対象に行われた調査となります。
正社員になろうとしたことがある男女のうち、実際に正社員になれた男性は60.5%、女性は48.1%となっており、男女どちらも正社員になりたいと思った2人に1人は実際に正社員になれていることが分かります。
また、フリーターの期間が短いほど正社員になれる可能性も高いことが分かります。
このように、男女差で多少の差はあるものの、フリーターから正社員になりたいと思った人の半数は実際に正社員になっており、フリーター期間が短ければ短いほど正社員になれる可能性を高められることが分かります。
フリーターから正社員の仕事へ転職する時に気をつけるべき3つの問題
フリーターから正社員の仕事に転職する場合、フリーター期間が短かければ短いほど転職成功の可能性を高められることをみてきました。
そのため、今すぐにでも転職活動を始めようとする人もいますが、ちょっと待って下さい。
フリーターから正社員の仕事に転職する場合、一人で転職活動を進めていくこともできますが、一人で転職活動を進めていく時には次の3つの問題に気をつけなければいけません。
- 転職活動を途中で諦めてしまう
- 転職前後のギャップに苦しむ
- 企業別対策(面接対策、志望動機対策)が難しい
この3つの問題を解決しないで転職活動を進めていくことで、自分の思っているような転職ができず、転職自体を後悔してしまう可能性もあります。
転職活動を途中で諦めてしまう
転職活動は求人探しから応募書類の作成、企業別対策から面接日の日程調整など、やるべきことが多くあります。
これらの活動を、基本的には一人で行なっていくことになるため、仕事から帰った後に転職活動をすること自体が大きな負担になります。
また、フリーターをやっていても、生活自体は成り立たせることはできます。
そのため、仕事から疲れて帰った後などは
このような気持ちから、1人で転職活動をしている時は、転職活動を途中で諦めてしまうことがあります。
転職前後のギャップに苦しむ
転職前には転職する企業について様々な情報を調べることになります。
給料額や休日日数などの労働条件に始まり、企業の従業員数や支店の数など、求人広告やHPなどを利用して、あらゆる情報を収集していきます。
しかし、いくら自分1人で情報収集をしてみても、いざ働き始めてみると様々な問題に直面することもあります。
- 残業はないと言われていたのに、毎日当たり前のように行われる2時間のサービス残業
- 転職前に言われていた仕事と全く違う仕事をやらされる
- いつも怒鳴っている上司に怯えている最悪な人間関係の職場
このように、自分1人で調べられることには限界があり、たとえうまく正社員の仕事に転職できた場合でも、転職前後のギャップによって、転職自体を後悔する人も少なくありません。
このように思い通りの転職ができなかった場合、働き続けることが難しい時は短期間で転職を繰り返すことになり、その後の転職活動がさらに難しくなることもあります。
企業別対策(面接対策、志望動機対策)が難しい
フリーターから正社員の仕事へ転職する時に避けては通れない問題に、企業別対策があります。
先ほども言ったように、応募する企業について調べることはもちろん、自分がなぜその企業に応募したのかといった志望動機や、面接でいかに自分の気持ちを伝えるのかという面接対策を応募企業ごとにしていく必要があります。
1人で転職活動をしている場合、自分で面接のシミュレーションや企業についても調べていく必要がありますが、自分で調べられる企業の情報や面接対策にも限界があります。
さらに先ほども言ったように、普段の仕事を終えて疲れて帰った後や休日を利用して、求人探しや履歴書・職務経歴書などの応募書類の作成、企業への応募から面接日の日程調整に加えて、企業別対策も自分1人でやることになります。
そのため、転職活動の大変さから、途中で転職活動自体を諦めてしまう人も多くいます。
フリーターから正社員の仕事へ転職する時、自分に合った求人に出会う方法
フリーターから正社員の仕事に転職する場合、1人で転職活動するには3つの問題を解決する必要があることを見てきました。
しかし、実際にこの3つの問題を解決することは難しく、自分に合った求人に出会う前に転職活動を途中で止めてしまう人も少なくありません。
そんな人は、転職エージェントを利用しながら転職活動を進めてみて下さい。
転職エージェントを利用することで、先ほど紹介した3つの問題に対しても十分な対策をとりながら転職活動を進めていくことができます。
転職エージェントは、あなたに代わって求人探しをしてくれる転職サポートで、転職エージェントを利用するメリットとデメリットには、大きく分けると次のようなものがあります。
そのため、あなたが疲れて家に帰り、求人探しができなかった時や、休日にまとめてやろうと思っていた応募書類の作成ができない場合でも、転職エージェントによって自動的に転職活動が進んでいくことになります。
また、1人ではなく、転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を進めていけるため、求人探しや応募書類の添削のような転職活動の実務のサポートはもちろん、転職活動を続けていくモチベーションも維持しやすくなります。
そして、転職エージェントを利用する大きなメリットに、1人で転職活動をする時には知ることが難しかった転職先の「人間関係」や「職場の雰囲気」のような転職先の生の情報も、転職エージェントを通して知ることができます。
そのため、転職エージェントを利用することで、転職前後のギャップが小さくなり、転職の失敗を防ぐことができます。
転職活動を途中で諦めてしまう転職前後のギャップに苦しむ企業別対策(面接対策、志望動機対策)が難しい
転職エージェントを利用することで、先ほどの3つの問題も解決しながら転職活動を進めていくことができます。
しかし、一口に転職エージェントといっても、大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで、全国に約18,000事業所の転職エージェントがあります。
そのため、利用する転職エージェントによって紹介してもらえる求人内容や求人数はもちろん、受けられる転職サポートの内容や質も大きく変わることになります。
私も転職する時に複数の転職エージェントを利用しましたが、利用する転職エージェントによって、自分が希望している転職条件が同じ場合でも、紹介してもらえる求人が全く異なる時にはともて驚きました。
私がコンビニでアルバイトをしながらフリーターをやっている時、正社員の仕事(経理)へ転職する時に実際に利用したオススメの転職エージェントは
就職Shopは「リクナビ」や「リクルートエージェント」など、転職活動をした人にはおなじみのリクルートが運営している転職エージェントになります。
転職を14回繰り返す中で様々な転職エージェントを利用しましたが、他の転職エージェントに比べて、フリーターから正社員の仕事に転職する時に就職Shopが良かった点は、次の3点になります。
1.フリーターから正社員の転職サポートに特化した転職エージェント
転職エージェントには、全ての転職者に対応した総合型の転職エージェントから、ハイキャリアの求人や看護師の求人など、ある特定の分野に特化した特化型の転職エージェントがあります。
就職Shopは後者の特化型の転職エージェントになり、フリーターから正社員の仕事へ転職サポートをする専門の転職エージェントになります。
病気になった時、病気の原因が分からなければ総合病院で体全体の検査をしてもらいますが、病気の原因が分かっている人は、内科や耳鼻科など、最初から専門の病院にいくことで早く治療することができますよね。
それと同じように、フリーターから正社員になるという明確な目標がある人は、その目標を実現することを専門にサポートしている転職エージェントを利用することで、より自分に合った転職サポートを受けることが出来ます。
就職Shopはフリーターから正社員の仕事へ転職することを専門にサポートする転職エージェントのため、利用者の4人に3人が正社員未経験となっており、今まで正社員を経験したことのないフリーターの人が多く利用しています。
「就職Shop HP」より
また、フリーターから正社員の仕事へ転職することを専門にサポートしているため、転職サポートしてくれるキャリアコンサルタントもその分野の経験や知識が豊富なため、自分に合った転職サポートを受けやすくなります。
アルバイトから正社員の仕事に転職する時、就職Shop以外に大手の総合型転職エージェントを利用したことがあります。
その大手転職エージェントは、フリーターから正社員を目指す人以外にも、あらゆる転職者の転職サポートを行なっていました。
そのため、担当者によるところもありますが、フリーターから正社員の仕事に挑戦するという、こちらの不安な気持ちをあまり理解してもらえず、ただ求人を紹介されるだけのような対応をされました。
一方、就職Shopを利用した時は、利用者の4人に3人が正社員未経験ということもあり、こちらの不安な気持ちをよく理解してくれた転職サポートをしてくれました。
- なぜフリーターではなく、正社員の仕事を目指すのか?
- 正社員の仕事に転職した後、どのような生活を送りたいのか?
- フリーターと正社員の仕事の違いには何があるのか?
こちらが不安に思っていることや、転職目的などを明確にしてくれるなど、フリーターから正社員の転職サポートを専門にしているため、転職者(フリーター)の立場に立った転職サポートをしてもらうことができました。
2.確かな求人を紹介してくれる
フリーターから正社員の仕事へ転職を考えている人は、とにかく正社員の仕事に転したいという想いを強く持っています。
私もコンビニのアルバイトをしながらフリーターをやっていた時は、正直、どんな仕事でもいいので正社員の仕事に転職したいと考えていました。
そのため、転職エージェントを利用した時には、紹介された求人にどんどん応募していこうとしましたが、転職エージェントの中には転職者と企業のマッチングだけを行い、紹介する求人の企業を十分取材していない転職エージェントもあります。
転職エージェントは、転職者を企業に紹介することによって紹介料(転職エージェントの売上)をもらうことになります。
そのため、転職者は無料でサービスを利用できるというメリットがある反面、転職エージェントによっては転職者に合った求人を紹介するのではなく、とにかく求人のマッチングだけを行い、紹介料を増やしていこうとする転職エージェントもあります。
このような転職エージェントを利用すると、自分と合わない企業に転職することになり、転職前後のギャップによって転職自体を後悔してしまうことになります。
しかし、就職shopで紹介する全ての求人は、実際に企業へ足を運んで取材した求人となります。
そのため、実際に足を運ばなければ分からない職場の雰囲気なども教えてもらうことができるので、求人を出している企業と転職者のミスマッチが少なくなります。
実際に就職Shopを利用した私の感覚ですが、求人を案内してくれる担当者の方も、しっかりと取材をした求人を紹介しているため、企業の採用担当者の顔や職場の雰囲気も分かっており、紹介している求人に対して自信を持って紹介していくれている印象を強く感じました。
このように、就職Shopを利用することで、より細かな企業の情報を知ることができるため、転職後の後悔を防ぐことができます。
3.書類選考が免除
就職shopで紹介されている求人全は全て書類選考が免除されてます。
先ほどの紹介する企業の全てを取材している事と関係していますが、紹介企業が欲しがっている人材と、転職者の転職希望を十分に把握しているため、書類選考は行わず、申し込んだ企業とすぐに面接できるシステムとなっています。
そのため、今までフリーターという事で書類選考で落とされていた方も、最低限、面接であなたの正社員として働きたいという想いを企業に伝えることはできます。
就職Shopの利用の流れは、次のようになっています。
就職ショップを利用する場合、無料登録後に下に出ている場所で面談を行うことになります。
どの面談場所も、駅から近くにあるので、仕事が終わった後に行くこともできます。
また面談時の服装も、スーツではなくカジュアルな格好でも大丈夫なので、買い物のついでなどに気軽に行くこともできます。
就職Shopの登録は、面談場所や名前などの基本情報を入力すれば登録することができるため、1分ほどあれば登録を終えることができます。
無料登録する時の手順を下のスライドと表にまとめましたので、登録する時の参考にして下さい。
[metaslider id=”6318″]
※画面のBack/Nextを押すと、写真をめくることができます。
面談予約フォームの入力項目 |
面談予約フォーム |
|
皆さんの目標はフリーターから正社員の仕事に転職することではなく、正社員として働き続けていくことではないでしょうか?
1人で転職活動をしても、フリーターから正社員の仕事に転職できる人もいます。
しかし、転職エージェントを利用することで、自分とは違った転職の専門家の視点で求人を探すことができるため、正社員の仕事に転職できるだけでなく、転職後も正社員として長く働けるような、より自分に合った求人に出会える可能性を高めることができます。
どんなにいい転職エージェントを利用しても、転職するのはあなた自身です。
現在、フリーターとして働いている「目の前の仕事のこと」だけではなく
「1年後や3年後にどのような自分になっていたいのか」
という、未来の自分の姿を想像しながら、自分が今やるべきことを考えてみて下さい。
転職エージェントをうまく利用しながら、あなたが自分らしく働ける正社員の仕事に出会えることを願っています。