少しでも休日の多い会社に転職したい人は注意!「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いとは?

求人票を見ていると、分かっているようで分からないことも多くあります。

求人票の中身を理解しないまま転職することで、転職後の後悔に繋がることも少なくありません。

そこで、この記事では【求人票の見方第1弾】として、転職する時に誰もが気にする「休日の週休2日と完全週休2日」の違いについて紹介していきます。

転職する時に、少しでも多くの休日がある企業へ転職したい人は、、ぜひこの記事を参考にして下さい。

目次

転職する時に休日は大切?

下の表は、転職をして後悔した理由のランキングになります。

「DODA 転職理由ランキング」より

この表からは、「残業が多い/休日が少ない」が4位にランクされ、転職前に考えていた休日数と、転職後の実際の休日数のギャップが、転職の後悔に繋がっていることが分かります。

このように、多くの人が転職する時に休日数を大切な転職条件の1つにしていることが分かります。

転職する時に気をつけて!休日の「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いとは?

そこで、ここからが本題ですが、今では採用している企業も増えてきた週休2日制の休日ですが、週休2日制には似て非なる「完全週休2日制」と言うものがあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

週休2日制とは?

週休2日制とは、1年を通して、月に1回以上2日の休みの週があり、その他の週は1日以上の休みがあることを言います。

つまり、カレンダーで見ると次のような休みになります。「月に1回以上2日の休みの週」となるため、4日に限らず12日や20日も休みなる可能性もありますが、いずれにしても多くの人が「週休2日制」と聞いてインメージしているように、毎週必ず2日休めるわけではありません。

完全週休2日制とは?

一方、完全週休2日制は、1年を通して毎週2日の休日があることを言います。

カレンダーで見ると次のような休みになります。 多くの人が「週休2日制」と聞いてイメージしているように、毎週2日休むことができます。

飲食業など業種によっては休みの曜日が土日以外になることもあるため、連休にならない場合もありますが、いずれにしても、1年を通して必ず1週間に2日休むことができます。

このように違いを見ていくと、同じ週休2日制でも、随分と休日数に違いがあることが分かります。

週休2日制の祝日の扱い

先ほどの完全週休2日制のカレンダーを見ていて気になった人もいると思いますが、祝日の扱いによっては5月の1日、2日に有給が取れれば、祝日も合わせて10連休となります。完全週休2日制の場合、この夢の10連休は可能なのでしょうか?

答えとしては、求人票に「完全週休2日制、祝日と書かれていれば、夢の10連休も実現可能です。

しかし、求人票に「完全週休2日制」とだけ書かれている場合は、祝日のある週は土曜と日曜のどちらかと、祝日(土曜と日曜のどちらかは出勤)に出勤する必要があるため、夢の10連休は難しくなります。このように、同じ完全週休2日制でも、祝日の扱いによって休日の取り方が大きく変わることが分かります。

少しでも休日の多い仕事に転職する方法

週休2日制と完全週休2日制の違いについて紹介してきましたが、少しでも休日の多い仕事に転職する方法として転職サイトの利用をおすすめします。

転職サイトでは、求人の絞り込みを簡単に行うことができ、休日の多い求人もピンポイントで簡単に探すことができます。

下のグラフは、大手転職サイトで「完全週休2日制」の求人数を比較したものになりますが、マイナビ転職の求人数が一番多いことが分かります。

※2018.3.12時点

それぞれの転職サイトに独自の求人があるので、うまく使い分けながら利用して下さい。

まとめ

休日の週休2日制と完全週休2日制の違いについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

休日数は、働く上で大切な条件になります。

転職前に自分が考えていた休日数とギャップがあることで、転職自体を後悔することにも繋がります。

休日の多い仕事を探す時には、週休2日制の違いに注意して求人を探して下さい。

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