こんにちは。
今までに14回の転職を経験してきた管理人のミチオです。
- 「仕事の失敗がトラウマになり思うように働けない」
- 「上司からのパワハラがトラウマになり仕事へ行くのが怖い」
このような悩みを抱えている人はいないでしょうか?
この記事では上司のパワハラをきっかけにトラウマに苦しんだ私の体験談を交えながら、仕事でトラウマになる原因からトラウマ克服のために私がやった3つの方法を紹介しています。
仕事のトラウマに苦しんでいる現状を何とか変えたい人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
今の仕事にトラウマを感じている人は現在の職場で我慢し続けることも1つの方法ですが、私のようにストレスから軽いうつ病になる前に働く環境を変える選択肢も頭の片隅に入れておいて下さい。
私が実際に利用して良かったおすすめの転職エージェントを参考にしながら転職のプロの力を借りて転職成功の可能性を高めて下さい。
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そもそもトラウマって何?
日常的に使う「トラウマ」という言葉ですが、正確にはどのような意味があるのでしょうか?
トラウマの意味を辞書で調べてると次のような説明があります。
「トラウマ」
個人にとって心理的に大きな打撃を与え,その影響が長く残るような体験。
精神的外傷。外傷体験。心的外傷。「三省堂 大辞林」より
つまり「仕事のトラウマ」は仕事中の何かの出来事をきっかけに、長い間心の傷となって苦しむことを意味します。
会社でうまく働けない…仕事でトラウマを引き起こす原因とは?
長期間にわたり心の傷となって苦しむことになる仕事のトラウマですが、仕事でトラウマを引き起こす主な原因には次のようなものがあります。
仕事のミス
仕事のミスが原因でトラウマになることがあります。
- 上司から頼まれた仕事を忘れていた
- 大事な会議で使う資料を無くしてしまった
- 取引先とのアポを忘れて相手を2時間待たせてしまった
仕事をしていれば誰もが何かしらミスをすることになりますが、仕事のミスに強い責任を感じることでトラウマになることがあります。
仕事のミスがトラウマになることで再び仕事で失敗をすることが怖くなり、その恐怖感からまたミスを繰り返すという悪循環に陥ることがあります。
職場の人間関係
職場の人間関係が仕事のトラウマになることがあります。
仕事をしていく上で職場の人間関係は避けることができず、上司のように必ず関わらなければいけない人と管液がうまく築けない時は日々の仕事に大きなストレスを感じることになります。
職場の人間関係によるストレスがたまり続けることで「仕事に行くこと自体」に大きなストレスを感じるようになり、職場の人間関係が仕事のトラウマになることがあります。
人間関係のトラウマは転職して職場が変わっても影響を引きずることが多く、長期間に渡りトラウマに苦しむこともあります。
職場でのパワハラ
職場の人間関係による問題も長期間にわたるトラウマになることがありますが、職場でのパワハラはより深刻なトラウマになることがあります。
- 上司による肉体的・精神的な暴力
- 職場全体での無視
- 人格否定
パワハラの状況によっては働くこと自体が難しくなる可能性もあるため、早めの対策が必要になります。
上司のパワハラがトラウマになった私の体験談
仕事のトラウマを引き起こす様々な原因を見てきましたが、上司のパワハラがトラウマとなり最終的には転職することになった私の体験談を紹介します。
上司による「言葉のパワハラ」
私がとあるメーカーで経理の仕事をしていた時の話しです。
経理には私も含めて5人ほどのスタッッフが働いており、上司は私の一回りほど上の男性でした。
経理という仕事柄?なのか、かなり神経質な性格の上司で、スタッフの誰かが少しでもミスをすると大声で怒鳴り散らすような人でした。
もちろんミスをすることはいけないことですが、怒る時には周囲に関係なく怒鳴るので、同じフロアで働いている他部署の人が振り返ることも度々ありました。
経理スタッフの中でもマイペースな私は上司から怒られることも多くあり、みんなの前で怒鳴られる時には本当に辛い気持ちになりました。
ある時、仕事でミスをした時に上司から会議室に呼び出されたことがありました。
いつもは上司の席に呼ばれて怒られるので何が起きるのか不安を感じながら会議室へ行くと、胸ぐらを掴まれながら次のように言われました。
「お前は本当にミスばっかりする役に立たない部下だな。給料泥棒はすぐに辞めちまえ。」
正直、言われたことにショックを受けて最初は何を言われたのかハッキリ分かりませんでしたが、悲しさや悔しさの入り混じった気持ちから大の成人男性になり恥ずかしいですが涙が自然と出てきました。
上司が部屋から出て気持ちが落ち着いた後に席へ戻ると私の表情とワイシャツのボタンが取れていたことを不審に思った先輩社員が話しかけてきましたが、うまく答える余裕がなかったので「大丈夫です」とただ答えました。
上司によるパワハラ後のトラウマ
上司から言われた言葉がパワハラになるかは人によって捉え方が変わるかもしれませんが、私にとってとてもショックな出来事だったのは間違いありません。
プロフィールでも紹介しているように私は今までに複数回の転職を経験しており、その多くが人間関係によるものでした。
元々周囲と人間関係を築くことが苦手な私でしたが、上司の「言葉によるパワハラ」を受けた後は以前にも増して周囲の人と関係を築くことが怖くなりました。
- 上司以外の人も自分のことを給料泥棒と思っているのかも
- 自分は上司が言うように本当に仕事ができないダメな奴なのかも
- この会社を辞めたら自分を雇ってくれる会社はどこにもないかも
仕事中でも周囲の人の視線が異常に気になり始め、仕事に集中できなくなっていきました。
また、上司から同じようなことを再び言われることが本当に怖く、仕事でミスを絶対にしてはいけないと気をつければ気をつけるほど仕事がうまくいかなくなりました。
結局、その上司の元で働き続けることが難しくなり、勤め始めて1年ほどの職場でしたが退職することを決意しました。
仕事のトラウマを克服するために私がやった3つの事
上司の言葉によるパワハラがトラウマとなり転職することになった私の体験談を紹介しましたが、私と同じように仕事のトラウマに苦しんでいる人はトラウマを克服するために次の方法を試してみて下さい。
1.仕事のトラウマを抱えているのは自分だけではない
普段仕事をしていると周囲の人は何の悩みもなく働いているように感じますが、多くの人があなたと同じように仕事の悩みやトラウマを抱えながら仕事をしています。
実際に私も上司のパワハラを受けた後は自分自身を責め続け、こんなに苦しんでいるのは自分だけだと思うようになっていました。
しかし、転職後の新しい職場で出会った先輩から話しを聞く中で、仕事のトラウマで苦しんでいるのは自分だけではないことに気づきました(その先輩も転職前に上司からパワハラを受けて今の職場に転職してきた経験を持っていました)
仕事のトラウマによって自分を責めてしまう人もいますが、自分を責める必要は全くありませんし、苦しんでいるのはあなた一人だけではありません。
2.時間が解決する
最初はどうすることもできないと感じた仕事のトラウマですが、時間の経過とともにトラウマが気にならないほど小さなものになっていくこともあります。
完全に克服することが難しいトラウマも、時間と共にトラウマが小さくなることを知っておくことでトラウマに対する不安も小さなものになります。
5年以上経った今でも当時の上司に言われた言葉の暴力を時々思い出すことがありますが、当時のように自分のことを責めるようなことはなくなりました。
今では当時の上司のことも「自分のことを成長させてくれた人」と考えられるようになりました。
時間の経過が仕事のトラウマを解決してくれることもあります。
3.働く環境を変える
自分の意識の持ち方や時間の経過によって仕事のトラウマとうまく付き合える人やトラウマを克服できる人もいます。
しかし、私のように今の職場で働くことが難しくなった人は働く環境を変えるのも1つの方法です。
先ほど紹介したように私は自分と同じような経験をした人と転職先の職場で出会えたことで、自分のトラウマをほぼ克服することができました。
転職すれば全ての問題を解決できるわけではありませんが、トラウマを克服する1つのきっかけになることもあります。
言葉によるパワハラを受けた当時の私は上司と少しでも会話することが苦しい(怖い)状態だったので、退職の意思を伝えることも本当に勇気がいりました。
やってはいけない事と知りつつ何度もバックれてしまおうと考えましたがバックレる勇気がないことを自分自身が一番分かっており、どうすればいいのか本当に悩んでいました。
そんな時に今では様々なメディアで取り上げられ多くの人に認知されてきましたが、当時はまだ珍しかった退職代行サービスを利用しました。
退職代行サービスは自分で退職の意思を会社に伝えることが難しい人に代わり退職手続きを代行してくれるサービスになります。
退職代行サービスを利用することで退職手続きのサポートから会社との交渉まで退職に必要な手続きを全て代行してくれるため、退職代行サービス利用後は自分が会社へ行かずに退職手続きを終えることができます。
私は退職代行Jobsという退職代行会社を利用しましたが、数ある退職代行会社の中から退職代行Jobsを選んだ理由は次の8つになります。
- 顔を出している顧問弁護士が監修
- 顧問弁護士自身も退職で大変な思いをしている(共感)
- 過去の退職成功率が100%
- 24時間365日対応
- 電話だけでなくメールやLINEの相談も可能
- 退職できない場合は全額返金保証制度あり
- 追加料金なしの明瞭料金(税込み27,000円)
- 会社と交渉が必要な時は労働組合の対応もある
退職代行Jobsを利用する時の主な流れは次のようになります。
- 退職相談
- 料金支払い
- 退職代行Jobsから会社へ退職の連絡
- 退職届の提出(郵送OK)
- 退職完了
退職代行Jobsは退職相談後に今後の流れやスケジュールを確認後すぐに退職手続き動いてくれたので翌々日には退職が実現しました。
退職完了まで回数制限なしに電話やメール、LINEで相談することもできるので、退職完了まで日数がかかる時もストレスに耐えながらただ返事を待つということもありません。
また、私はスムーズに退職手続きが進みましたが会社との交渉が必要な時も労働組合が間に入り交渉してくれるため、退職代行Jobsを利用することで最初から最後まで自分が会社と直接交渉する必要はありません。
料金も他の退職代行会社に比べて安く支払いもクレジットカードやコンビニ決済に対応しているので利用しやすくなっています。
【料金比較】退職代行会社 | |
退職代行会社 | 料金(税込み) |
退職代行Jobs | 27,000円 |
退職代行ガーディアン | 29,800円 |
Exit | 正社員:50,000円 アルバイト・パート:30,000円 |
退職相談は無料で出来るので会社に退職の意思を伝えることが難しい人は相談だけでもしてみて下さい。
本来はお金のかからない退職に3万円ほど支払うことに最初は抵抗を感じましたが、有給休暇の消化や退職金も無事にもらうことができ、何より上司と直接顔を合わせずに退職できたので退職代行Jobsを利用して良かったです。
まとめ
上司のパワハラをきっかけにトラウマに苦しんだ私の体験談を交えながら、仕事でトラウマになる原因からトラウマの克服方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
仕事のトラウマを引き起こす原因には様々なものがあり、私のように職場環境を変えることで克服できることもあれば、長期間悩まされるだけでなくその後の働き方を変えるほど大きな問題になることもあります。
あなたが仕事のトラウマをきっかけに転職するかどうかはともかく、今より自分らしく働けるようになることを願っています。
一刻も早く転職したい人は、私が実際に利用して良かったおすすめの転職サイトや転職エージェントも参考にしながら転職活動を進めてみて下さい。