「新しい仕事を始めてまだ1ヶ月だけど、もう仕事を辞めたい…」
このような気持ちで悩んでいる人はいないでしょうか?
何を隠そう私自身が1ヶ月で仕事を辞めたいと思い実際に辞めてしまった1人になります。
この記事では私が実際に1ヶ月で仕事を辞める前に悩み・苦しんだことや実際に仕事を辞めて感じたことについて紹介しています。
新しく仕事を始めたものの辞めたい気持ちが日々大きくなっている人は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。
働き始めて1ヶ月で仕事を辞めようと考えている人は現在の職場で我慢し続けることも1つの方法ですが、私のようにストレスから軽いうつ病になる前に働く環境を変える選択肢も頭の片隅に入れておいて下さい。
ジェイックは私のように前職を短期間で退職した人やフリーターから正社員を目指す人など自分の職歴に自信のない人の転職サポートに特化した転職エージェントになります。
求人の紹介だけでなくビジネスマナーや履歴書の書き方などを無料就活講座を通して学べるため、ジェイック利用者の10人に8人が転職先を決定し転職後も9割の人が長く働き続けています。
転職経験14回の私でも希望の求人(事務職)を紹介してもらうことができ、無事に転職することができました。
1ヶ月で辞めたいほど辛い今の仕事を実際に辞めるかどうかはともかく、自分の会社以外の世界を知るためにもジェイックに相談してみて下さい。
えっ、もう辞めるの?私が1ヶ月で仕事を辞めたいと思った理由
1ヶ月じゃどんな仕事かも分からないし、仕事に慣れる慣れない以前の問題だぞ。
男ならもっと根性を見せてみろ!
転職して1ヶ月が経った頃、上司に退職することを伝えた時に言われた言葉で、今でもはっきりと覚えています。
私が1ヶ月で辞めた仕事は老人ホーム内の経理で、人生で2回目の転職先でした。
1回目の転職で自分が何もできないことを痛感した私は手に職をつけようと思い、独学で日商簿記2級を取得した後に転職した職場でもありました。
これから新しい仕事を頑張ろうと気合も十分。
期待を大きく膨らませて転職した職場でしたが、働き始めた初日に職場内で衝撃的な出来事がありました。
同僚になる男性が私の上司に当たる人から、みんなの前でこれでもかというほど怒られている現場を目撃しました。
出勤初日で緊張していたこともありますが、大の大人がみんなの前であれほどの勢いで怒られる(罵倒される)光景を見た瞬間、出勤した時にはあれほど膨らんでいた期待が一気にしぼんでしまいました。
本当に大げさな表現ではなく、期待がプスーッと音を立てて小さくなるのを感じました。
正直、その光景を見た時にこの会社で働くことには既に後ろ向きになっている自分がいましたが、実際に働き始めてみると気持ちはさらに沈んだものになりました。
当時の私は簿記の資格を勉強したとはいえ、経理の実務経験は全くありませんでした。
何をやればいいのか全く分からない状態で毎日を過ごすことになり、分からないことを聞きたくても初日に見た衝撃の光景が頭に残り、上司に話しかけることすら勇気がいりました。
入社後に職場の人から聞いたところ、あのようにみんなの前で上司が怒ることは職場でよくある光景とのことでした。
それを聞いた時には何でみんなが平気なのかと疑問に思いつつ、職場のみんなが常にピリピリしている状態で働き、会話をすることも遠慮しなければいけない雰囲気の中で仕事をするうちに、仕事に行くこと自体が辛いものになっていきました。
みんなが心の中で不安や不満を感じているのに上司への恐怖感から何も言えずにいる…
そんな何とも言えない息苦しくなるような職場の雰囲気でした。
- 初日の衝撃的な光景
- 恐ろしい上司にゴマをすりながら気に入られようと働く先輩
- ギクシャクした人間関係
- 話すことすら難しい職場の雰囲気
このような様々な原因が絡み合い、転職してから1ヶ月もしないうちに精神的にはかなり追い詰められた状態で仕事をするようになっていました。
私が1ヶ月で仕事を辞めようとした時に悩み苦しんだ事
働き始めて1ヶ月もしないうちに仕事を辞めようか悩み始めた時、自分の中でいくつもの不安や苦しみが出てくるようになりました。
- 自分は本当にこのまま仕事を辞めていいんだろうか?
- 自分は1ヶ月でこの会社の何が分かったんだろうか?
- もう少し働けば、この会社のいいところも見えてくるんじゃないか?
- 今仕事を辞めるのは逃げなんじゃないか?
- 同僚のみんなだって苦しい思いをしながら仕事をしているじゃないか?
- 1ヶ月で仕事を辞めようとする自分は、やっぱりダメな人間なんじゃないか?
- 仕事を辞めた後、こんな自分を雇ってくれる会社はないんじゃないか?
仕事のことを考え始めると次から次へとこんな不安が頭の中に浮かんでは消えることを繰り返し、食欲もなくなる状態が続きました。
仕事から帰っても頭の中は仕事のことだけしか考えらず、仕事が休みの日も気が休まることがありませんでした。
仕事を1ヶ月で辞めようとしている自分に対して、いつも心のどこかに大きな引け目を感じる辛い日々が続きました。
私が1ヶ月で仕事を辞めようと決意したきっかけ
そんな中、何とか仕事を続けていましたが、仕事を辞めようと決意する出来事がありました。
ある日、上司から1週間後の夕方までにやるよう仕事を頼まれたので、早めにやってしまおうと頼まれた日の午前中に仕事に取りかかりました。
翌日の夕方に上司から頼んだ仕事を出すように言われ、まだ締め切りが来週なので出来ておらず明日には終わることを伝えると、突然大声で怒られました。
最初は自分が仕事の締め切りを間違えたのかと思いスケジュールを確認してみると、やはり締め切りは1週間後の夕方になっていました。
そのことを上司に伝え明日の午前中に仕事が終わり次第確認してもらいたい旨を伝えると、上司からは仕事が遅いということで、またさらに怒られることになりました。
自分としては締め切りから5日ほど前倒しで仕事を仕上げようとしていたので、どうしても上司の言い分に納得できませんでした。
仕事の締め切り日だけでなく、いつまでに仕事を上司に見せたほうがいいのかを確認していなかった私にも非はありました。
しかし、いつものようにみんなの前で怒られた事と、理不尽なことを言われた怒りも加わって、自分の中で張り詰めていた何かが壊れるような感覚になりました。
仕事をしていればこんな些細なことではなく、もっと理不尽なことに耐えて仕事をしている人もたくさんいます。
当時のことを思い出すと自分の幼稚さに恥ずかしくなりますが、当時の私はその理不尽さに我慢できず怒られた3日後に上司へ退職することを伝え、冒頭で紹介した言葉を上司から言われました。
この文章を読んで頂いている人の中には私が些細なことで怒られ1ヶ月で仕事を辞めてしまったことに対して、仕事に対する考え方の甘さや子供のようだと感じる人も多くいるかもしれません。
今から振り返れば、あの時すぐ仕事を辞めずに働き続ければ仕事の違った面を経験できることも間違いなくあったでしょうし、仕事を続けることで上司との関係もまた違ったものになっていたかもしれません。
しかし、それはあくまでも今から当時を振り返った感想であり、あの当時の自分は1分1秒でも早く今の仕事を辞めたい気持ちで頭の中が一杯になっていました。
これ以上仕事を続けたら心が壊れてしまい元の自分に戻れないのではと、本気で考えるほど追い詰められた気持ちにもなっていました。
私が辛い仕事を実際に1ヶ月で辞めてみて感じた事
精神的に追い詰められたことや自分の未熟さから結果的には1ヶ月という短期間で仕事を辞めることになりましたが、実際に仕事を1ヶ月で辞めてみて感じたことは
「今の仕事に自分が満足しているから1ヶ月で仕事を辞めて良かった」
ということになります。
はっきりと「1ヶ月で仕事を辞めて良かった!」と言いたいのですが、今の自分が当時の自分に対して「1ヶ月で仕事を辞めても大丈夫だよ」とは、どうしても言えません。
私と同じように1ヶ月ほどで仕事を辞めようか悩んでいる人に対してビシッとアドバイスをできればいいのですが、正直そんな立派なアドバイスを私は持っていません。
しかし、優柔不断な私でも当時の経験から1つだけ自信を持って言える事として
「仕事を1ヶ月で辞めたことが問題ではなく、辞めた後の自分の生き方が大切」
ということがあります。
「生きていく」というと何だか大げさに聞こえますが「どんな仕事を選び、どんな働き方をしていくか」と言い換えることができるかもしれません。
仕事を辞めた後に自分が望む働き方ができなけれ、辛く苦しい思いをした1ヶ月間はただの嫌な思い出になってしまいます。
しかし、辛く苦しい思いをした経験を何かの形で生かしながら自分が望む働き方をその後手に入れることができれば辛かった経験も嫌な思い出ではなく、むしろ自分の財産のように感じることができます。
実際に私も1ヶ月で仕事を辞めてしまった当時の経験を嫌な思い出ではなく、今では自分の人生の財産のように感じることができています。
働く期間や何かを続けることはもちろん大切なことですが、「経験したことをこれからの自分にどのように生かしていくのか」ということは、それと同じか、それ以上に大切なことなのかもしれません。
辛い仕事を1ヶ月で退職した後にやった私の転職活動
簿記の資格も自分なりに努力して取得し、これから手に職をつけるために経理の仕事を続けていく気持ちは強く持っていましたが、何かをする気が全く起きませんでした。
その時はまだ実家にいたのでご飯も食べるのさえ面倒に感じ、外に出る気はもちろん起きず、ただ寝ていたいという気持ちだけでした。
今思うと半分鬱のような状態になっていたのだと思いますが、その後1ヶ月ほどは寝ているだけの何もしない状態が続き、その後次第にもう一度働きたいという気持ちが出てくるようになりました。
転職活動を始める前は「簿記の資格さえあれば転職もすんなりいくだろう」と、どこか甘く考えていましたが、転職活動を進めていくうちに自分の考えが甘いことを痛感するようになりました。
実際に転職活動を始めてみると「1ヶ月で退職」という事実は思っていた以上に大きな壁で、書類選考で落とされることはもちろん、面接をしても1ヶ月で退職した理由がうまく答えられず、なかなか内定をもらうことができませんでした。
このように転職活動が思うように進まない中、自分一人で転職活動を進めることに限界を感じ転職エージェントを利用することにしました。
転職エージェントは転職者が自分1人で求人探しから応募までをやる「検索型転職サイト」ではなく、転職者と企業の間に入り様々な転職サポートをしてくれる無料の転職サービスになります。
転職エージェントを利用する主なメリットとデメリットは次のようになります。
- 転職希望に合った求人を紹介してくれる
- 給与交渉をしてくれる
- 履歴書、職務経歴書の添削をしてくれる
- 企業別の面接対策をしてくれる(過去の面接で聞かれた質問内容やその答え方等)
- 転職前に転職先のリアルな情報が分かる(職場の雰囲気、人間関係、上司の情報、本当の残業時間等)
- 全てのサービスを無料で利用できる
- 自分に合わない転職エージェントを選ぶと足手まといになる
- 担当者によってサービスにばらつきがある
私は退職後に利用しましたが、転職エージェントを利用すれば条件に合った求人を紹介してもらえるので、在職中に転職活動をする人も仕事と転職活動を無理なく両立することができます。
また、自分1人の転職活動では知ることが難しい「職場の人間関係」「職場の雰囲気」「本当の残業時間」といった転職先のリアルな情報が転職前に分かるため、転職前後のギャップによる転職の後悔や失敗を防ぐことができます。
一口に転職エージェントといっても大手の転職エージェントから地元に根ざした転職エージェントまで全国に約18,000もの転職エージェントがありますが、私がこの時利用した転職エージェントはジェイックになります。
ジェイックは私のように前職を短期間で退職した人やフリーターから正社員を目指す人など自分の職歴に自信のない人の転職サポートに特化した転職エージェントになります。
ジェイックはただ求人を紹介してもらえるだけでなくビジネスマナーや履歴書の書き方などを学べる無料就活講座を受けることができます。
実際に参加してみると基本的なビジネスマナーから各個人に合わせた個別の面接対策などもしてくれるので、参加すれば間違いなく就活力・転職力の上がる講座です。
正直、最初のうちは周囲の参加者から「こんな基本的なことも知らないの?」と思われそうで無料就活講座に参加することを躊躇していましたが、参加者の多くが自分と同じように前職を短期間で辞めた人やルバイト経験しかない人など職歴に自信のない人だったので、内向的な性格の私も自然と周囲の人と打ち解けることができました。
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ジェイックを利用したからといって必ず転職をする必要はありません。
あなたが納得できる求人を紹介してもらった時のみ「応募」「面接」と進めば問題ありません。
まとめ
私が実際に1ヶ月で仕事を辞める前に悩み・苦しんだことや実際に仕事を辞めて感じたことについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
たった1ヶ月で仕事を辞めようとしている自分に対して、自分を責める気持ちや将来の自分に強い不安を感じる人も多くいると思います。
しかし、1ヶ月で仕事を辞めるかどうか悩み苦しんだことで将来の自分や仕事について今まで以上に真剣に考えた人は、たとえ1ヶ月で仕事を辞めることになっても今の会社で働いた意味は必ずあります。
先ほども言ったように、仕事を1ヶ月で辞めることが問題ではなく仕事を辞めた後の自分の生き方が大切です。
いきなり転職することに不安を感じている人は私が退職後に利用したジェイックを在職中から利用し、仕事と転職活動をうまく両立させてみて下さい。
あなたが実際に1ヶ月で仕事を辞めるかどうかはともかく、あなたが今より自分らしく働けるようになれることを願っています。